いつも通りの、特別な夜 -the HIATUS Closing Night -Keeper Of The Flame Tour 2014- @日本武道館-

2014年12月22日(月)、the HIATUSがバンドとして初となる日本武道館公演を行った。

この日のチケットは2階席最上段に立ち見席まで用意されたが全てソールドアウト。the HIATUS自体は特に武道館公演をバンドの目標としていたわけではない。それに動員だけで見れば、フェスやイベントでは何万人規模のメインステージを既に何度も埋めている。

しかしことワンマンライブとなると、この規模でのライブは過去一度もない。記念碑としてではなく、あくまでもバンド史上最長となった「Keeper Of The Flame Tour 2014」の追加公演という位置づけではあったこの日のライブだが、ツアーとは一味違う夜を期待し胸を膨らませたファンで、会場は開場前から独特の高揚感に包まれていた。

場内に入ると、日本武道館の中にはいくつものチャリティブースが設置されていた。「東北ライブハウス大作戦」「幡ヶ谷再生大学」「earth garden」「THE FUTURE TIMES」、そして写真家石井麻木による東北ライブハウス大作戦の活動の様子を収めたミニパネル写真展。東日本大震災以降、ボーカルの細美はよく東北に行くようになった。細美はそれを「ただ何かがしたいという衝動だけ」と言う。そしてそれをまた「自分のため」とも言う。けれど、そうした東北での活動の中で生まれていった人との繋がりという一つ一つの点が、線となって今日この場所へと繋がっていた。チャリティブースも特別意識をしたわけではない。ただ、一心不乱に歩んで来た道がここに続いていただけだ。

通路を抜け客席へ出ると、目に入ってきたのはLEDパネルを備えた巨大な漆黒のステージ。さらに大きな透明のスクリーンがステージを隠すように天井から吊るされており、ステージの両サイドには人の背丈ほどのLEDの柱も14本ずつ設置されていた。

客席は時刻が進むにつれ次々にやってくる人、人、人の波で、開演予定時間の19時を迎える頃にはアリーナから2階の最上段まで、パンパンに人が入っていた。これほどの人で埋め尽くされた武道館は見たことがない。

そして開演予定時刻の19時を少し過ぎた頃、暗転。

最新アルバム『Keeper Of The Flame』に収録されている「Interlude」が静かに流れ出す。すると客席上空から吊るされたスクリーン中央部に小さな光が現れる。その光の周囲を青い光の粒子が次々と漂い、流れ、昇り、落ちていく。目の前に深い海の中のような、幻想的で、静謐な世界が広がる。

スクリーンの映像に目を奪われていると1曲目、「Roller Coaster Ride Memories」が始まる。伊澤が奏でる重厚なピアノと細美の太く、伸びのある歌声が、心の底に降り積もっていく。曲中も吊るされたままの幕には光の粒子が溢れ、色を変え、形を変えながら、LEDの光の柱とともにステージを染め上げていく。スクリーン越しには、陽炎のように揺れる5つのシルエットが浮かぶ。そして不意に幕が下りメンバーが姿を現すと、割れんばかりの歓声が巻き起こる。

いきなり火の点いた観客が余韻に浸る間もなく次にプレイされたのは「The Ivy」。不気味な赤い照明が禍々しさを醸し出し、不協和音のような轟音と息を呑むような静寂が繰り返される。そして柏倉の鬼気迫る怒涛のドラミングとストロボのように激しい点滅を繰り返す照明が合わさり、まるでステージが爆発する惑星のように光で燃え上がる「The Flare」、深々と沈んでいく重厚な世界観に引き込まれてゆく「My Own Worst Enemy」と、混沌と美しさの同居したthe HIATUSのシリアスな曲が連続して披露される。

ステージの上の5人は普段通りプレイしているつもりだっただろう。しかしすり鉢状の広大な日本武道館の空間と、次々と色を変えるLEDの照明が、the HIATUSの持つ曲のパワーをより引き出し、拡張していた。

少し間を空けてこの日初めてのMCへ。

「テンション上がり狂ってわけわかんなくなっちゃう前に言っておくわ。今日は俺たちをここ武道館に連れて来てくれてどうもありがとう!」
細美はいつもと変わらない調子で、この日訪れたファンに感謝を告げた。

MC後は一転して「Storm Racers」、「Centipede」、「Monkeys」とmasasucksと細美のツインギターが唸るアグレッシブなナンバーを立て続けに投下。ソリッドなギターは膨張してゆく客席の熱量を受けてダイナミズムを増しながらドライブしてゆく。アリーナエリアではダイブやモッシュが至るところで起こり、フロアの熱もステージと呼応するようにヒートアップしてゆく。

そんな中、意外な選曲だったのは「Centipede」だ。1stアルバムに収録されていたこの曲だが、ライブで聴いたのは4、5年ぶりではないだろうか。記憶は定かではないが、おそらく2ndアルバムの『ANOMALY』がリリースされて以降は全くと言っていいほど歌われてこなかった曲のはずである。

エモーショナルなギターの隙間を埋めるように儚く鳴るピアノ。
切なさを内包しながら疾走してゆくメロディ。
喪失をともなった歌。

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And have lost sight of a trinity
3人組を見失ってしまった
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それは単なる歌詞の一片かもしれない。
架空の物語の1ページに過ぎないかもしれない。

それでも、ELLEGARDENが活動を休止した後、the HIATUSとして初めてリリースされたアルバムでこの曲を聴いた時、どうしてもその3人を想像せずにはいられなかった。

しかしそんな痛みを感じさせるこの曲も、この日の武道館では他の曲と同様に並列に演奏された。それは勝手な想像に過ぎないかもしれない。しかし「乗り越えた」、そう感じさせるような新たな決意を感じた「Centipede」だった。

「俺さ、お前らが楽しそうに笑ってる顔を見るのがこの世で一番好きなんだけどさ。普段だったらさ、こっち(アリーナエリアを指す)にしかねぇんだけど今日はさ、横見ても上見ても。俺、超好きかもしんないこの景色」

再びのMCを挟み、細美はギターをアコースティックギターに持ち替え、「Deerhounds」、「Bittersweet / Hatching Mayflies」、「Superblock」と3rdアルバム『A World Of Pandemonium』の楽曲を演奏する。

音楽であることにより自由になったこのアルバムは、これまでよりも更に一回り大きなスケールを獲得し、有機的で色彩豊かな音色を奏でている。収録されている曲はどれも瑞々しい生命力に溢れており、まるでたった今この世界に産み落とされたばかりのようだ。

「Superblock」を終えたところで細美から、5年ほど前に矢野顕子さんから1通の電子メールをもらったという話がされる。そこには「とても素敵よ」という言葉とともにURLが貼られており、そのURLの先にはある海外のフェスで客席に聴覚障害の人のためのブロックを作り、手話通訳士が音楽に合わせて聴覚障害の人達のために手話をする動画が映っていたという。

「今日はそれをやってみようかなと思って、手話通訳士を呼んでいます。」

その細美の言葉を受けステージに招かれたのは、手話通訳士のペン子。
彼女と共に演奏する曲は「Horse Riding」。

跳ねるようなアコースティックギターのサウンドと大地を駆けるようなドラム、流れる清流のように澄んだピアノの旋律が青く、美しい一曲。

そんな「Horse Riding」に合わせてステージの一角でリリックを丁寧に手話で伝えていくペン子の一つ一つの所作は、とても緩やかで、穏やかで、そして優雅だった。踊りとはそれ自体何かを表現したものだが、その手話は歌に挟みこまれた祈りを体現する舞いのようだった。

それは雄弁な踊り子のように、歌詞の一つ一つに込められた情景を見る者の瞼の裏に映し出し、伝承される神話のように、その記憶に焼き付けただろう。

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Revolution needs a soundtrack
革命にはサウンドトラックが必要だろ
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細美がそう歌う傍らで、ペン子は右手を胸に当てていた。そして、左手から伸びた人差し指と彼女の眼差しは、武道館の舞台に立つ5人の男達に向けられていた。

晴れやかな「Horse Riding」を終えたところで、細美は再びゲストを招き入れる。
『A World Of Pandemonium』に収録されていた「Souls」で共演を果たし、何度かライブでも顔を合わせているThe RentalsのJamie Blakeだ。

Jamieを迎えて披露されたのは「Tales Of Sorrow Street」。細美の擦り切れてしまいそうな切実なボーカルに、Jamieの力強いコーラスが重なる。2人の慈しみを纏った歌声がサウンドスケープを描き、会場を包む。ペン子の手話も、我が子に絵本を読み聞かせるかのように温かく、客席へ語りかけていた。そして続く「Souls」で祈りは花開き、会場は祝祭的な幸福感に満ち溢れた。

2人のゲストを送りだした後、e-bowの不穏な響きが漂う中幕を開けた「Thirst」では、ハイパーなシンセの高速ビートでアリーナは一転してダンスフロアへと変貌し、柏倉の変幻自在のリズムと溶け合いどこにもないカタルシスを生みだした。

そして「Unhurt」へ。この曲ではメンバーに照明が当てられることはなく、妖しく光る緑と紫の照明が、闇に包まれたステージと会場を警戒灯のように照らし続ける。BPMが速いわけでも音数の多い派手な曲なわけでもない。しかし浮遊感のあるシンセ、逞しいベース、確信に満ちたボーカルが、終盤に向かうにつれドラマチックに重なり、加速してゆく。身体の奥底で眠る何かが核爆発を繰り返すように、閉じ込められていた感情が引きずり出されるように、全身が躍動する。それはダンスミュージックの機能ではなく、ロックミュージックの本能で訴えかけてくる。

この曲を初めて聴いた時、細美がこの歌詞を書いたということに大きな衝撃を受けた。

「Unhurt」の歌詞の中にこんなフレーズがある。

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We never know who wins this game again
誰がこのゲームに勝つのかはわからない
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今までの細美なら、きっとここまでしか言わなかったはずだ。

誰がこのゲームに勝つのかはわからない。
明日がどうなるかなんて誰にもわからない。
永遠に続くものなんてない。

この日演奏された「Centipede」 の一節もこうだ。
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But who knows the game goes on today
今日もゲームが続くなんて誰が言ったんだ
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今日もゲームが続くかなんてわからない 。
だからこそ「今」、その瞬間に命を燃やすことにどこまでも本気な男。
それが細美武士という人間だ。

だが「Unhurt」のラスト、言葉はこう書き換えられている。

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We never knew to win this game again
To win this game again
このゲームに勝てるかなんてわからなかった
勝てるかなんて
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細美はずっと「希望」 を歌ってきた。

それはある意味では、常に孤独や絶望と隣り合わせだったということかもしれない。
でもこの曲は違う。

これは紛れもない「勝利」の歌だ。

一度は全てを失った。この日を迎えられると思わなかった。
ここまで来れるとも思ってなかった。たくさんのことが過ぎ去った。

細美は言う。「今でも一人で何でもできると思ってる」。
だが己の信念を曲げず、貫き続けてきた道を振り返れば仲間がいた。
目の前には数えきれないほどの笑顔があった。
屈服させられたこともあった。
でも結局そのまま、まるで無傷だ。


幾多の困難を乗り越えてきた男達の勝利の歌が、超満員の日本武道館に掲げられた。

ライブはそのまま「Lone Train Running」へと続いていく。
もっと遠くへ、どこまでも遠くへ。
ここまで辿り着いた。でもまだ先がある。もっと遠くへ。
masasucksのギターソロは、停滞を許さないように、焦燥感と切迫感を内包しながら激しく刻まれていく。
そしてサビの「Away now」の大合唱は、このバンドとならどこまでも行けるというオーディエンスの信頼がそのまま表れたかのような希望に溢れていた。

「この年まで生きてくると、わりかし先にあの世に逝っちまった仲間がいて、また一人また一人と増えていくんだけど、多分お前らもそうだと思うんだけど。まあ今日ぐれぇはここに来て一緒に聴いててくれるといいなと思っています。まあそのうち俺らも行くからよっていう、そんな歌です」

そんな細美のMCを受け歌われたのは「Something Ever After」。永遠に続くものなどない。

真っ暗な夜の海を照らす灯台のように、両サイドのLEDの柱の底から、温かいオレンジ色の光の玉が浮き上がる。寄り添うような慈愛と寂寥の宿る細美のボーカルに観客は息を呑む。

いよいよライブはラストスパートへ。

「Insomnia」では「Save me」と再び大合唱が起こる。
観客はthe HIATUSの音楽に自分達の抱える言葉にならない、発露できないエネルギーを乗せて、この世界に放出する。

続く「紺碧の夜に」では、アリーナエリアではダイブやモッシュ、サークルがあちこちで発生していた。しかしそんなアリーナエリアでもスタンディングエリアでも、オーディエンスの表情はみな笑顔で輝いていた。

そして本編の最後に歌われたのは「Save The World」のアナグラムが隠された1stアルバム『Trash We’d Love』のリードトラック「Ghost In The Rain」。the HIATUSとして初めて発表された曲だ。水面を走るような流麗なピアノに導かれ、温かい日差しが世界に広がっていくように、場内は光に覆われる。

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I’m a ghost in the rain
The rainbow
You can’t discern
I’m standing there
Ghost in the rain
The same old
You carry on
The world will find you after all

僕は雨に立つ亡霊

君は僕を見分けられない
雨に立つ亡霊
変わらぬもの
君はそのまま進むんだ
やがて世界が君を見つけ出す
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初めは孤独を歌った曲だったはずだ。
しかし歌われるほどに、この曲は希望に変わる。

「君はそのまま進むんだ」
「やがて世界が君を見つけ出す」

ゼロから始まったthe HIATUSの5年間。
その始まりの一曲は彼らのここまでの道程が間違っていなかったことを証明するかのように、強烈な閃光のように眩しく、鳴り響いていた。

爆発して砕け散ったガラス片のようなキラキラとした輝きと硝煙のように燻る熱と余韻を残し、5人はステージを去った。

しかし本編終了後も観客の興奮は冷めやらず、メンバーが去るや否や即座にアンコールが巻き起こる。

そんなアンコール1曲目、「Twisted Maple Trees」。リフレインするギターと細美の静かなボーカル、そこにピアノ、ベース、ドラムが重なり合っていき、曲のラスト5人の激情は収束し一つになる。

「エルレが止まったおかげでこいつら(the HIATUS)に出会えた。震災が起きたおかげで新しい仲間ができた。本当なら“せいで”って思うことかもしれないけど、前向いて生きていこうぜ。そうやらないと生きていけないっていうのもあるけど、俺達みたいな馬鹿野郎は、お前らもだよ? 下向いて落ち込んでたってしょうがないんだよ。馬鹿みたいに笑って生きていこうぜ」

そうして歌われたのは「Silver Birch」、仲間の歌だ。弾むようなピアノはワクワクする高揚感を生み、この日、この場所に集まった全ての仲間達とともに、今日という日を祝っていた。

しかしまだアンコールは終わらない。それは素晴らしいライブの余韻をいつまでも感じていたい、今日という日を終わらせたくないというファンのささやかでわがままなお願いのようでもあった。けれどその想いはメンバーも同じだったのか、5人はこの日三度目となる姿を現す。

最後の1曲に選ばれたのは「Waiting For The Sun」。柏倉のドラムはまるで生き物であるかのように凄まじい手数でありながらも変則的かつ気まぐれで、かつマシンのように正確にリズムを作り上げてゆく。客電は点いたまま、「WOW WOW WOW」と言葉にならない叫びは一人一人を繋ぎ、強固な一体感を生み、大きなうねりとなって会場をわたった。
こうして約2時間弱のライブは大団円を迎えた。

ステージを去り行く5人に向けられた惜しみない拍手は、いつまでも、いつまでも鳴り止まなかった。

これは特別なライブではない。
勝ち負けのある闘いでもない。
本人達にもそのつもりはない。
どこかの街の小さなライブハウスも、日本武道館も、やることは同じだ。
ただいつもより少し会場が大きくて、少しだけ人の数が増えた、それだけのことだ。

それでもこの日の武道館のライブを見て、the HIATUSのこれまでを振り返らずにはいられなかった。

細美はthe HIATUSの一員となり、作曲のスタイルを変えた。
『A World Of Pandemonium』では、メンバーとのセッションから生まれた種を大切に育て上げるように曲を生み出していった。
いつからか柏倉のことを「柏倉くん」ではなく「隆史」と呼ぶようになった。

伊澤は堀江が抜けた後、サポートではなくバンドのより中核を担う存在として、「ミュージシャン」ではなく「バンドマン」として、タフな全国ツアーを仲間とやり遂げた。

スペースシャワーTVで放映された「Keeper Of The Flame Tour」のドキュメンタリー番組の最後、ナレーションを務めたBRAHMANTOSHI-LOWは「the HIATUSは(このツアーを通して)バンドになったんだな」と言って締めくくった。

今回のツアーのチケット代は2600円。
「このままじゃ会社が潰れます」。そう言われた細美は、スタッフの人数を可能な限り少なくするために、機材車の運転から機材の搬入・搬出までも自分で行っていた。

前回のHorse Riding Tourのチケット代は2500円。
「100円値上がりしちまってごめんな」。細美はラジオでファンに謝っていた。

1stアルバムから4thアルバムまで万遍なく取り入れられたセットリスト。
会場内に設けられたいくつものチャリティブース。
ここまで共に歩んで来たメンバー、スタッフ。
日本中から集まったファン。笑顔。
来たくても来られなかった人達も沢山いただろう。

その全てが、始まりのあの瞬間から、今日この瞬間まで積み重ねて来たものだ。

振り返らずに走り続けてきた5年の旅の間、自分たちに対し、ファンに対し、音楽に対し、誠実で真摯であり続けた。時に愚直なまでの揺るぎない信念を貫き続けたバンドの軌跡が、この日の武道館にはあった。

「でかいとこでやるたびに思うんだけど、似合わない俺達には。LEDも似合わないし。武道館はやってみて凄い楽しくて好きになったけど、やっぱりお前らまでは遠いし。だからまた、どっかの町のきったねぇ路地裏で会いましょう!」

最後の最後、マイクを通さず肉声で叫ぶ細美の声は、2階席の最も遠くはなれた場所に立つファンの元へもはっきりと届いていた。

別に武道館だからなんだ。
感傷的なムードもない。
振り返るなんてしみったれているかもしれない。

彼らは変わらない。
これまでも、きっとこれからも。

それでもこの日、the HIATUSというバンドは見せてくれた。彼らの生き様を。
今まで歩んで来た道程が間違っていなかったことを。

2014年12月2日。
いつも通りの5人が見せた、いつも通りの、
でも、ほんの少しだけ、特別な夜だった。

12月22日(月) the HIATUS Closing Night –Keeper Of The Flame Tour 2014- @日本武道館
1. Interlude
2. Roller Coaster Ride Memories
3. The Ivy
4. The Flare
5. My Own Worst Enemy
6. Storm Racers
7. Centipede
8. Monkeys
9. Deerhounds
10. Bittersweet / Hatching Mayflies
11. Superblock
12. Horse Riding
13. Tales Of Sorrow Street feat. Jamie Blake
14. Souls feat. Jamie Blake
15. Thirst
16. Unhurt
17. Lone Train Running
18. Something Ever After
19. Insomnia
20. 紺碧の夜に
21. Ghost In The Rain
encore1
22.Twisted Maple Trees
23.Silver Birch
encore2
24.Waiting For The Sun


この作品は、第1回音楽文 ONGAKU-BUN大賞で入賞したカヲルさん(25歳)による作品です。


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