高速人力ドラムンベースで走り抜ける”Border=Border”で始まる5曲収録のEP『Border=Border』はTen Twentyの第2章を告げる明快な作品だ。XIIXからTenTwentyにバンド名表記を変えたことも、きっちりと構築されたアルバムではなく初のEPリリースの形になったことも、彼らがバンドの第一段階を経て新しい挑戦に一歩を踏み出したことを明確に表している。過去のXIIXをぶっ壊して、捨てて、さらにもっとすごいものをっていう
そのワクワクに懸けたい気持ちがある(斎藤)
バンドシーンの最前線で押しも押されもしない超実力派UNISON SQUARE GARDENのフロントに立つ斎藤宏介と、宮本浩次から米津玄師までトップスターを超絶なプレイでサポートする須藤優、そのふたりの未知のポテンシャルを見せつけたのがXIIXとしてのこれまでの3枚のアルバムだった。それを経て、ここからさらにそのポテンシャルを自由奔放に発揮しながらダイナミックに走り始めたのがこの「TenTwenty」の「初EP」の5曲だ。どの曲からも、よりストレートに、よりダイレクトに、ふたりのパッションが伝わってくる。
新たな第一歩を踏み出したふたりの第一声をお届けします。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=人見郁也
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年5月号より抜粋)
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