共感し合うライブなんかではなくて完全に個をぶつけてきたライブ。個のピュアな内面すべてを6年分、全身全霊で星野源はぶつけてきた。その星野と向き合うならば、僕も剥き出しのピュアな個でなければ持ちこたえられない。楽しいライブエンターテイメントのお手本のような見事なショーでもあったが、表現者↔その表現と向き合う受け手、という緊張感は最初から最後まで保たれていた。
セットリストも含めて星野源の本質が初めて100%顕になった、画期的なツアーだと思う。(山崎洋一郎)
ROCKIN'ON JAPAN最新号は星野源が表紙巻頭です。チェックしてください。
https://rockinon.com/blog/yamazaki/212332