【JAPAN最新号】米津玄師があなたを、あなたが米津玄師を連れてきた──「2025 TOUR / JUNK」東京ドーム公演を完全レポート

【JAPAN最新号】米津玄師があなたを、あなたが米津玄師を連れてきた──「2025 TOUR / JUNK」東京ドーム公演を完全レポート
初の東京ドームワンマンを含む「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」は、全国8会場16公演というスケジュールで開催され、2月26日・27日の東京ドーム2デイズでファイナルを迎えた。米津玄師名義での初ライブは2014年なので、10年余を経て辿り着いた東京ドームワンマンということになる。ごく一握りの、限られたアーティストにしか辿り着くことのできない、大きな夢の舞台だ。そんな一握りのアーティストたちにとっても、たとえばドーム公演の規模感まで駆け上がってくる期間や年齢といったものがしばしば話題になったりする。デビューから何年でドーム公演だとか、史上最年少の何歳でドーム公演だとかいった話題だ。それで言うなら、米津玄師のドーム公演というのは取り立てて早くもないし若くもない、と言えるだろう。そもそも米津は、ライブ活動というものに極めて慎重な姿勢を貫いてきたアーティストだ。2014年6月に都内で開催され、公式に初ライブとされている「Premium Live “ 帰りの会 ”」でさえ、メジャーデビュー後初のアルバム『YANKEE』を発表後にようやく開催された。音楽イベントやフェスへの出演も、あまり多くはない。ただ、米津がライブを苦手としているアーティストかと言えば、決してそんなことはないのである。入念に準備をし、驚くほどのクオリティへと到達したパフォーマンスを繰り広げ、そしてより大きな規模感のライブ会場に相応しいパフォーマンスをじっくりと練り上げる。米津がライブ活動に向き合う慎重さとは、そんなふうに都度逡巡しながら、彼自身の中でライブ活動の必然と喜びを見つけてゆく、そんなストーリーとともにあるものなのだ。今回目の当たりにした東京ドーム・2月27日公演にしても、米津玄師とファンの関係でしかありえない、特別な感慨が横たわるステージになっていた。(以下、本誌記事に続く)

文=小池宏和 撮影=太田好治、鳥居洋介、ヤオタケシ、横山マサト
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年5月号より抜粋)


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