だが、それとは明らかに違う空気が、1月19日のあの場所には漂っていた。Vaundy自身最大規模のアリーナツアー「Vaundy one man live ARENA tour “FUSION”」、埼玉2日目。Vaundyもステージ上で「人間ってこんなに集まって大丈夫なんですかね?」と冗談めかして話していたが、確かにアリーナからスタンドまでびっしりと入ったオーディエンスの迫力は圧倒的なものだった。ステージの後方の席まで開放され、文字通り360°を人が埋め尽くしているという物理的な量感(さいたまスーパーアリーナ史上最多の観客動員数3万8000人が集まったそうだ)もさることながら、一人ひとりの放つ熱量がものすごいのだ。アリーナツアーも2度目となるが、人々のVaundyに対する渇望は満たされるどころかますます高まっている。(以下、本誌記事に続く)
文=小川智宏 撮影=日吉"JP"純平
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年5月号より抜粋)
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