【JAPAN最新号】米津玄師、2025年のスピード感とビート。『Plazma / BOW AND ARROW』ロングレビュー!

【JAPAN最新号】米津玄師、2025年のスピード感とビート。『Plazma / BOW AND ARROW』ロングレビュー!
フィジカル音源作品としてはアルバム『LOST CORNER』以来となる米津玄師のニューシングル『Plazma / BOW AND ARROW』が、6月11日に満を持してリリースされる。

ご存知の通り、収録曲である“Plazma”(『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』主題歌)と“BOW AND ARROW”(『メダリスト』オープニング主題歌)は、既にデジタルシングルとして1月に相次いでリリースされている。そもそも、この2曲は「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」でライブ披露されており、とりわけ“Plazma”はツアー初日の宮城公演でタイアップ情報が解禁&アンコールで演奏されるというサプライズ展開であった。

“Plazma”のMVはデジタルシングルのリリース翌日に公開され、一方3月に届けられた“BOW AND ARROW”のMVは、フィギュアスケーター・羽生結弦をフィーチャーするという驚きの内容で話題に。“BOW AND ARROW”の歌詞を口元に浮かべながら情熱的に演技する羽生の姿も印象的であった。新曲発表と大型タイアップ、MV、そしてライブツアーが同時進行で次々に話題をもたらすという、まるでローラーコースターに乗っているかのようなエンターテインメント体験を2025年上半期にもたらしてくれた“Plazma”と”BOW AND ARROW”。フィジカルシングルのリリースは、その集大成と言えるのではないだろうか。

「TOUR / JUNK」を『LOST CORNER』のアルバムツアーとして楽しみにしていた約半年前の我々を思い返してみれば、この劇的な展開で我々を驚かせてくれた米津玄師とプロジェクトチームの手腕には舌を巻かずにいられない。そんな米津玄師の『Plazma / BOW AND ARROW』がいかに画期的な作品であるか、丁寧にひもといていきたい。(以下、本誌記事に続く)

文=小池宏和 撮影=Kento Mori
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年7月号より抜粋)


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