【JAPAN最新号】あいみょんが、会いに来てくれた! 各地でもらった想いを力に変え、最高を更新したロングツアー「ドルフィン・アパート」。8ヶ月の思い出が詰まったオフショット&「増築」公演完全レポート!

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素晴らしく濃密で親密で、愛に溢れたライブだった。昨年9月28日、千葉LaLa arena TOKYO-BAYから始まった「AIMYON TOUR 2024-2025 “ドルフィン・アパート”」は、全国のアリーナ規模の会場を巡るロングツアー。追加公演として台北、ソウルの海外公演を含む12公演も加わり、計42公演にも及ぶこのツアーは5月29日、さいたまスーパーアリーナでファイナルを迎えた。筆者は5月10日のKアリーナ横浜の公演に足を運んだ。そこで体感したライブについて、振り返ってみたいと思う。

開演時間を少し過ぎ、大海原を思わせるブルーのレーザー光がアリーナを彩ると、やがてオレンジ色の光が会場を満たし、ステージ中央からあいみょんが登場。“どうせ死ぬなら”をいきなりアカペラで歌い出すと、悲鳴にも似た歓声が起こる。2015年、インディーズ時代の楽曲でありながら、あいみょんの生き様をこれほど痛快に表現する楽曲もないだろう。そしてアグレッシブなバンドサウンドが豊かに鳴り響く。Kアリーナの音響の良さも後押しして、初っ端から最高のアンサンブルを響かせていく。続く“ラッキーカラー”では、あいみょんは軽やかな足取りでアリーナ中央に延びる花道の最前にまで移動して、指眼鏡を作って、スタンドのレベル7の後方まで、一人ひとりの顔を覗き込むような仕草で歌を届けていく。この場にいる誰もが、この日のライブに招待された友達のような気分になる。冒頭の2曲ですべての人を自然に「ドルフィン・アパートの入居者」にしてしまうあいみょんのライブ力のなせる業か。その後の“会いに行くのに”の歌声も格別。(以下、本誌記事に続く)

文=杉浦美恵 撮影=永峰拓也
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年7月号より抜粋)


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