JAPANの春の風物詩となりつつある「ロック花見会」が今年もやってきました! この企画は、コロナ禍という試練を乗り越えて再びライブシーンに火をつけた若手バンドたちと、一緒に新たな盛り上がりを作りたいという思いで2年前に始めたもの。普段からライブイベントなどで交流の多いバンドのフロントマンたちに集まってもらい、くだらない話も未来の話も仲間と共有し、一丸となって「ロックバンド」を活気づけてきました。曲が書けない時は失恋を思い出しますね。その子と付き合っていた時のレシートを全部持ってて、見返したりとか(berry meet・たく)
音楽以外の趣味はないけど、困ってなくて。自分がやってる音楽とは別で、趣味で追っかけているものとかジャンルもあるから、純粋に楽しんでる(シンガーズハイ・内山)
曲のデモを送った時に、いつも「!」とか使わないのに「ここがこうでめっちゃいいね!」みたいのが送られてくると、「気遣ってね?」と思う(笑)(シャイトープ・佐々木)
今ではライブシーンも勢いを取り戻し、ひと言で「バンド」といってもどんどん多彩さが増しています。今年は、ひとつのシーンを切り取るのではなく、より広く「バンド」というものを捉えて、数年後には「こんな豪華なメンバーが集まっていたの?」と思ってもらえるに違いない次世代バンド6組のフロントマンに参加してもらいました。過去2回と比べると初めましてのメンバーも多かったのですが、ソングライターとしての悩みやフロントマンあるあるには共感の嵐! 残念ながら雨の中での開催となりましたが、そのぶん居酒屋で心ゆくまで話に花を咲かせた座談会の様子をお届けします!
インタビュー=有本早季 撮影=マスダレンゾ
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年6月号より抜粋)
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