ニュー・オーダーの来日公演は最高だった。私が見たのは東京公演だったが、盟友マーク・リーダーや彼らに多大な影響を受けた電気グルーヴのリスペクトを込めたサポートも含め、あの広大な会場を埋め尽くした観客全員が心から満足できるようなライブだったと断言できる。それも昔の曲を昔のままに演奏する懐メロショーではなく、昔の曲の美味しいところだけ残してアレンジや構成などをリニューアルして新鮮に聞かせる内容だったのが嬉しい。そこにはバンドとして常に前進し変化し進化していくという確固たる意思が感じられたのである。
そんな彼ら、バーナード・サムナーとフィル・カニンガム、トム・チャップマンの3人に東京公演の翌日にインタビューすることができた。もし懐メロショーだったらインタビューの内容も昔話ばかりになっていたかもしれないが、そうして進化し続けるバンドの姿を捉えるような会話になったことは本当に良かったと思っている。
バーナードは“ステイト・オブ・ザ・ネイション” を東京でレコーディグした時(1985年の初来日時)の秘話も話してくれた。
掲載は『ロッキング・オン』5月号だ。ぜひご一読を。(小野島大)
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