新曲4曲+1曲に、連なった物語があるとか、何か共有するコンセプトがあるというわけではない。それぞれが独立した背景と曲調を持つ楽曲の作品集であり、1曲1曲が胸の奥を鷲掴みにして、余韻を残しながら吹き抜けて…
年明けに思いっきり興奮した来日ニュースが、このポーター・ロビンソン&マデオンの「シェルター・ライヴ・ツアー」であった。順を追って説明すると、この米仏の若きエレクトロニック・ミュージック2大巨頭が共作曲…
86年のヒット・アルバム『ターボ』リリース30周年を記念した、CD3枚組仕様のアニヴァーサリー・エディション。MTVやLAメタルの攻勢をギター・シンセの音色で迎え撃ったポップでモダンなサウンド・デザインの本アル…
KEYTALK10枚目のシングル表題曲“ASTRO”は王道中の王道というべき曲。戦うように掛け合いを繰り広げるツインボーカル、その裏で異彩を放つギター、疾走感溢れる4つ打ちビート、2分48秒という短時間で熱量をすべて…
『君への手紙』の直後にリリースされる映像作品で、桑田の60歳記念としてWOWOWで放送された番組を再編集した内容。初回盤の特典も面白いが、とにかく本編がすごい。音楽的なルーツにある歌謡曲の数々をカバーする…
生命が宿っているかのような音を鳴らすことができてしまう魔法使いのような楽器プレイヤーがこの世にはいるが、RIZEの3人はまさにそれに該当する。そして、彼らが合奏をした時に生まれる豊かな質感、エモーション…
いよいよ11月に第2回が開催されるノットフェス・ジャパン。先日はイヴェントの首謀者とも言えるクラウンが来日し、タワレコの店長をしたり青木ヶ原樹海を訪ねたりするなどのプロモーションを展開していたことも話…
1964年、65年。ビートルズの人気が絶頂期に達していた頃の唯一のライヴ盤である。1977年にリリースされた13曲に、4曲の未発表曲を加えた17曲入りでの初CD化だ。 LAのハリウッド・ボウルで行われた計3回のライヴか…
病気により思うように活動できない時期を経て、去年の4月に結婚、8月に出産を経験したyuiの歌は明らかに以前とは違っている。それは今作の表題曲を再生したらすぐに気づくことだ。というのも“宝物”はFLOWER FLOW…
国内のロックアーティストがディズニーの名曲をカバーするコンピレーション盤。同シリーズのアルバムはこれまでにも多数リリースされてきたが、全14曲、どれも今回新録されたものである。 ツインボーカルの特性を…
デンジャー・マウスと組んでいると聞いたときから胸騒ぎを感じていたが、その鼓動をすべて最良、最強、最善のパルスに書き換える傑作だ。キャッチーさとファンクやグルーヴ、サイケといった言葉が聴くたびにぐるん…
TVアニメ『エンドライド』の主題歌への熱烈オファーを、LUNA SEAが快諾して生み出されたという、約2年半ぶりのシングル。以前なら、彼らの楽曲がそういったキッカケで生まれることは考えられなかったが、この曲を…
2015年11月よりスタートした「風の果てまで」ツアーを6月5日に終える斉藤和義が、45枚目のシングル『マディウォーター』を発表。シカゴブルースの顔、マディ・ウォーターズの曲名を捩ったMANNISH BOYSというユニッ…
ポップミュージックの魅力と恋したときのドキドキ感、その両方に共通する時代を超えた普遍性を、しっかり「今」の音、言葉として聴かせられる技量。それこそが、Shiggy Jr.を「ポップでポップなバンド」たらしめて…
昨年11月に横浜アリーナで実現したRADWIMPSとの対バンで改めて痛感したのは、触れた瞬間に胸騒がせる歌とメロディはもちろんのこと、スピッツのロックバンドとしての伸びやかなタフネスと野性だった。珠玉の楽曲を…
約2年半ぶりの4thアルバムは、《俺を憎め 俺をぶちのめしてくれ 俺を消してくれ》(訳詞)という、悲痛ともとれる叫びの曲“MAKE ME DEAD!”から始まり、《あぁ、人生は素晴らしいだろう/お前にとっては、な》…
昨年11月に行われた、BRAHMANの結成20周年イベント「尽未来祭」の映像化。DISC1には、シークレットでの復活となったSUPER STUPIDをはじめとした、BRAHMANが結成当初から共演してきたバンドが集結した1日目のBRAHMA…
自身が企画するフェス「ROCK-O-RAMA 2015」で、16年にわたる活動に終止符を打ったFACT。今年に入って、早くも各メンバーの動向が伝えられ、Joy OppositesとSHADOWSという新バンドが始動することが発表された。そし…
柔らかに爪弾かれるアコギのアルペジオと、ひときわセンチメンタルな響きを帯びたTakaのウィスパーヴォイスから、やがて《Oh Oh》のコーラスが超弩級のスケール感で吹き抜ける悠久のロックの地平へ――。“Cry Out…
Dizzy Sunfistの新譜を聴いた時、私の頭をある言葉が駆け巡った。それは何年か前の紅白歌合戦、椎名林檎が言ったこんなセリフ。「活気のある国は、決まって女が元気と聞きます。こんなときこそ大和撫子紅組、凛と…
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