大げさでなく全世界待望のニュー・アルバムのリリースへのカウントダウンがいよいよ始まり、ビリー・アイリッシュを取り巻く状況は加熱の一途を辿っている。直近の1、2ヶ月は主に音楽以外の話題、有り体に言えば…
伝家の宝刀を抜いてきた。過去にメタリカの名盤などを完全カバーしたオフィシャル・ブートレグを発表してきたが、今回は自身の2ndアルバム『イメージズ・アンド・ワーズ』発売25周年を記念し、2017年9月11日に行…
ガービッジの5年ぶり7作目のアルバムから最初に聴こえるのは、けたたましいスロット・マシーンの音。前作『ストレンジ・リトル・バーズ』のアトモスフェリックかつロマンティックな志向から一転、英米ダブル国籍…
まだ10代だった2017年に“I Wanna Be Your Girlfriend”をオンライン上で発表。メランコリックで白昼夢的なベッドルーム・サウンドにのせて自らのセクシュアリティをオープンにし切ない恋心を綴ったこの曲で、Z世…
ノイジーなギター。歌詞にたしかな物語性を感じさせながらも、言葉をあくまでも「主張」ではなく「ぼやき」として響かせるような発声。そうした意図的な解像度の低さを、身体的な快楽へ転換するように疾走するビー…
プレイ・ボタンを押して耳に飛び込んできたサウンドから感じたのは、ラスト・デイズ・オブ・エイプリルの90年代〜2000年代エモの名盤2nd『レインメーカー』(1998)や3rd『エンジェル・ユース』(2000)を聴いた…
全感覚を震撼させるようなノイズをまとったオーケストレーションとドローン(持続音)が轟々と織り成す、価値観の荒野の福音の如きサウンドスケープ。幽玄なる音と音がせめぎ合い融け合いながら、あたかもひとつ…
先月号のインタビューでこの曲の歌入れの時にハシヤスメが「おまえは女優じゃねえ、BiSHだ!」と言われたって言ってて笑ったが、まさにそのとおりだし、そういう曲である。2分に満たない時間をパワーコードとエイ…
年々ワーカホリックぶりが加速し、つねに片手では足りないプロジェクトを抱えるマイク・パットン。テテマとミスター・バングルに続くリリースは、デュアン・デニソン(ジーザス・リザード)、ジョン・ステニアー…
TOKYO 2020開会式が開催されるはずだった昨年7月24日、無観客のNHKホールを舞台に、最新の演目「Live Tour 2O2O ニュースフラッシュ」を実演した東京事変。9月に映画館上映&配信された同公演を映像作品化した…
「ついに」という言葉がこれほど相応しいベストアルバムもないだろう。[Alexandros]、10周年を記念するベストアルバム『Where’s My History?』がついに、ついにリリースされた。 知ってのとおり、このベストアル…
ヨーロッパでは、公式に発売されなかった音源は、録音から50年が過ぎた時点でパブリック・ドメインとなる。これを回避するため、やはりヨーロッパでは、2012年以降、ボブ・ディランの「50周年」未発表音源を年ご…
近年のウィーザーの多作ぶりの背景には、メンバーの意識変化があったように感じる。2019年の2枚のアルバムがメンバー同士で楽しんで作ったカバー・アルバム(『ティール・アルバム』)と、リヴァースが一人でピア…
このニック・ケイヴの最新ライブ盤は、2020年6月にロンドンの由緒ある宮殿《アレクサンドラ・パレス》で行われ、世界中に生配信された無観客ソロ・コンサートの模様を完全収録したもの。もともとケイヴは19年に「…
いい歌に新たな息吹を吹き込むと共にそのアーティストのルーツや感性を異なる角度から明かしてくれる、カバー曲を聴くのはいつだって音楽ファンにとって楽しいもの。ジェイムス・ブレイクが年末に届けてくれた本E…
驚くほど能動的な熱量を放出する歌だ。ソロとして初のデジタルシングルとなる“ダンスの理由”は、厚みのあるダークなサウンドをバックに、平手友梨奈の歌声が自身のアイデンティティを物語るように力強く響く。彼…
文字として歌として練り上げられた歌詞、技巧と表現力に満ちた5人の演奏、ということは当然ながら大前提としつつ――とんでもない楽曲だ。「女同士の美しくなくとも愛おしい友情」を描いた『ドリームチーム』の主…
ルックスとバンド名、そしてライブを禊と呼ぶコンセプトは、ヴィジュアル系そのもの。しかし、音源集『ハキュナマタタ』の1曲目“Requiem”を聴いて、意表を突かれた。命(Vo・G)の太く艶やかな声質は王道であり…
グループ魂がアルバムを作ってくれることは、もう、5年にいっぺんくらいのお楽しみというか、ご褒美だと思っていいと思う。今回も満喫しました、ご褒美。コントも合わせて19曲、1曲1曲をヘッドホンで、大きな音で…
年明け一発目も、前作に引き続きダブルタイトルのシングル(ただし今回はCDが出る)で、“本音”はリリースの頃に佳境を迎える「全国高校サッカー選手権大会」応援歌。歴代の応援歌に倣うように、青春真っ只中を生…
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