句点を取ったのは、今後もバンドを継続させるという意思表示。底知れない表現力で圧倒し続ける、アーティスト矜持に満ちた非常に美しい映像作品だ。 2022年6月に幕張メッセ幕張イベントホールにて開催された結成1…
2022年春~夏~秋の各地のフェスにおいて「最も勝ったバンド」と言っていいほど、破竹の勢いのマカロニえんぴつ(※伝聞ではなく、各地で実際に観たうえでの体感です)の、豪華ボックス仕様のライブ映像作品。今年…
アルバム『NEW BORN GHOST』の最後を飾る“ghost”で《あなたにぼくが見えていたら、/もう少し空は綺麗だ。》と歌ったTeleこと谷口喜多朗は、この新曲“Véranda”でもこう歌う――《愛はここにあんぜ。/まだ見…
sumikaが結成10周年を迎えると聞いて、まず率直に思ったのが、「まだ10年しか経っていない?」だった。いや確かに10年の足跡はくっきりと残されているわけだが、なんというか、sumikaの活動はとにかく濃密なのであ…
5月にメジャーセカンドフルアルバム『Assort』をリリースしたNovelbrightから新曲が届けられた。『Assort』収録曲でバイラルヒットしている“愛とか恋とか”に対して竹中雄大は、「恋愛の曲に対するボキャブラリー…
ロックが、とりわけその母国であるアメリカやイギリスを中心にかつての影響力を失っていった2010年代。メキメキと成長を遂げていたONE OK ROCKは、日本国内のシーンを飛び出して世界を舞台に闘い始めた。日本のロ…
バニラズは、2010年代以降のロックシーンにおける最前線を堂々と闊歩し続けながら、決してシーンのトレンドに惑わされることなく、ただただ懸命にロックンロールの精神を鳴らし続けているバンドである。昨年のアル…
今年4月にデジタルリリースされた『ENTERTAINMENT!』に続くアルバム。ライブに音源制作にとバイタリティ全開の活躍を見せる中でのリリースとなったが、紛れもない大傑作である。『COYOTE』(2007)を1作目として数…
ページをめくる手は止まらない 聴き終えてため息が出た。このミニアルバムに注がれた熱量や情報量の総量は、普通だったらアルバム2、3作をかけて描き切るようなものだろう。それをミセスはたった6曲でやってしまっ…
日本テレビ『news zero』のテーマソングとして3月末から流れている楽曲がついに配信リリースされた。Vaundyが作詞・作曲を手がけたこの“惑う糸”という曲は、これまでの菅田将暉にはないタイプの歌であり、シンガ…
この新作EP『たましいの居場所』のジャケットには、タンポポの綿毛がデザインされている。『ハッピーエンドへの期待は』がバルーンアートの花だったことを考えれば、ある象徴的な変化がここには表れているのではな…
1月配信の“ステレオジュブナイル”以来のシングル曲“風、花”は、ゆーまお作曲によるTVアニメ『ダンス・ダンス・ダンスール』エンディングテーマ曲。「キック4つ打ち&ハイハット裏拍」というダンスビートのフォ…
コロナ禍による2020年のツアー開催延期→中止を経て、昨年2月にZepp Hanedaにて一公演だけ実現したアコースティックワンマン「LiVE is Smile Always〜unlasting shadow〜」が映像作品化。ピアノ&歌というシンプル…
地上波ドラマ『インビジブル』主題歌として書き下ろされた、メジャーデビュー25周年のアニバーサリーイヤーを飾る配信シングル。本稿執筆時点ではドラマの内容とリンクしているかはわからないが、バンドのこれまで…
複数の音色、響き、フレーズを組み合わせることによって奥行き深い世界を生む表現=音楽の面白さを、人力演奏が主体のロックバンドとして存分に示してくれるのが、Ivy to Fraudulent Gameだ。murffin discsでの活…
4曲入りEPと2021年に東京で行われた2本のワンマンライブの映像(全編!)をパッケージングした新作。 ライブ映像から触れると、6月に東京ガーデンシアターで開催された「ONE MAN LIVE -IN THE NEW GRAVITY-」はVa…
オープニングの“THE CAN (KICK THE CAN)”における高速かつ超高度なマイクリレーの鮮やかさが象徴的だが、技巧の限りが尽くされたがゆえの並々ならぬ緊張感が全編に張り詰めている。また、硬軟織り交ぜながら随所…
節目を飾るニューアルバムはROTH BART BARON・三船雅也をゲストに迎えた“You To You”で始まる。シンフォニックな音の響きや美しいコーラスと、これぞアジカンという、僕らが待っていた王道のロックサウンドが混…
「ただ運命に身を委ねる毎日よりも、一途な思いを貫いて駆け出す日々を過ごしたい、そう思わせてくれる映画です」と、まふまふは公式コメントで、映画『君が落とした青空』について綴っていた。そのテーマがそのま…
『thirsty』『indoor』『hameln』という初期3作のミニアルバム再現ツアーを追加公演含めて駆け抜けたおいしくるメロンパンが、その直後にリリースしたデジタルシングル。“夕立と魚”は、彼らが全国流通盤デビュー…
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