バンドなんだから、組織として愛をもって取り組むマインドが必要だよなっていう根本的な反省をしていたんです
通算7作目のフィジカル作品であり、全7曲を収録しため組の最新ミニアルバム、その名も『七変化』。トータル再生時間は21分ほどとコンパクトに思えるが、楽曲のバラエティ性とエモーションの質量は素晴らしく、がっつりどっしりとした聴き応えを誇る作品だ。菅原達也(Vo・G)は、ここにきてまったく新しい作曲法に取り組んでおり、本作収録曲においてはそのチャレンジがさまざまな形で花開いている。そのあたりについてもじっくりとソロインタビューで話を訊いた。リスナーとの絆を太く強く育てながら新しいフェーズへと向かうめ組は、2024年も多くのリスナーを、その唯一無二の熱狂に巻き込んでゆくだろう。このインタビュー記事を読んで、期待を膨らませていただければ幸いだ。
インタビュー=小池宏和 撮影=是永日和
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年3月号より抜粋)
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