「LIVE SPARKS!」では、今注目すべき新進気鋭のアーティストのライブレポートをお届けします!ロックやヒップホップといったジャンルの壁を軽やかに越境しながら、さらには、ハイパーポップをはじめとした多様なジャンルを次々とミクスチャーしながら、勇猛果敢にJロックの革新に挑み続けるロックデュオ・SATOH。最新EP『BAD MORNING』のリリースツアー、その初日公演が、4月4日(土)、東京・duo MUSIC EXCHANGEにて開催された。
Linnaの歌と同じように、Kyazmのギターも非常に雄弁だ。観客も負けておらず、“モナリザ”、“21 century boys”、“TOKYO FOREVER”で懸命に歌声を重ねながらふたりの全身全霊の想いに応えてゆく。展開が進むに従って、どんどんカオティックな狂騒空間と化してゆくフロア。最新EP収録曲“暴竜”では、Linnaと観客が、文字通りリミッターを外して暴れまくり、“ニュータウン”では、Linnaと観客の歌声が分かち難いほどに深く重なり合ってゆく。
熱烈な展開はまだまだ続く。“young boy”では、《この曲が世界を変えるぞ》という輝かしい確信に満ちたラインを通して、一人ひとりの《young boy》に壮絶な覚醒感がもたらされ、“Paradox”では、フロアが煌々としたライトによって眩く照らし出される中、観客が合唱しながら何度もジャンプを繰り返してゆく。屈指のハイライトとなったのは、未発表の新曲“Friends”だった。Linnaは、大好きだというandymoriの楽曲“ハッピーエンド”の歌詞《ほんとうにまっすぐ歩くなら/あのカーブでみんなとも離れ離れ》を紹介しつつ、交わる時もあれば離れる時もある一人ひとりの観客に向けて、真摯に“Friends”を歌い上げてみせた。いつかこの曲の各ラインにも、またライブの場で交わるであろう一人ひとりの観客の合唱が重なる日が来るだろうと想像する。
このライブレポートは、4月30日発売の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号にも掲載!
「BAD MORNING TOUR」
2026.04.04 duo MUSIC EXCHANGE
●セットリスト
01. 新時代
02. 急げ!!!
03. モナリザ
04. 21 century boys
05. TOKYO FOREVER
06. 暴竜
07. OK
08. Say Yeah
09. you hate caffeine
10. ニュータウン
11. young boy
12. Aftershow
13. マイル
14. 愛し合うとして
15. Supersonic
16. RAINBOW
17. ゆらせJP
18. Paradox
19. Friends
20. Fuse
21. WORLD END LOVESONG
Encore
22. モナリザ
●リリース情報
Digital EP『BAD MORNING』
配信中01. Paradox
02. 暴竜
03. bad morning skit
04. 新時代
05. ニュータウン
06. young boy
提供:TOY'S FACTORY
企画・制作:ROCKIN'ON JAPAN編集部