コートニー・ラヴはスタッフやキャストの人選さえうまくいけば、カート・コバーンの生涯を描いたミュージカルの実現に向けて動き出すつもりだと語っている。

コートニーはカートの没後20周年についてNMEの取材を受けていて、伝記映画、ドキュメンタリー、ミュージカル劇とさまざまな形で20周年を野心的に祝うつもりだと明らかにしている。特にカートの生涯を舞台として再現する可能性へのファンからの熱い支持のおかげで「実現させることも考えられる」と語っている。

「ミュージカルを実現すべきだという、山のようなファンメールやソーシャル・メディアでの書き込みを受けて、フランシス（・ビーン・コバーン、コートニーとカートの娘）とわたしは長く、真剣に熟慮して、最高のレヴェルを実現して、最も才能に溢れて尊敬されている脚本家、プロデューサー、演出家のチームを揃えることができるのなら、ブロードウェイ・ミュージカルを実現させることも考えられると、そういうことで意見が一致したの」

「まず物語がないとだめね。それもものすごくいい物語でこれまで語られたことのないようなものね。カートを尊重しつつ、可能な限り事実に誠実な形で振り返るプロジェクトで、カートの物語や音楽と遺産を舞台で再現して、それを世の中の人たちに観せるだけじゃなくて、なによりもまずわたしたちの娘に観せられるような、そんな作品を用意するためのチームだったら、わたしはどんなに時間がかかったとしても協力を惜しまないから。そういうものだったら、きっとフランシスの父の精神も舞台に宿るだろうし、そんな劇場で娘と一緒に上演されるものを観るのは、わたしたちの人生の中でも最も感動的な体験になると思うわ」

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