-真天地開闢集団-ジグザグのインタビューは約1年ぶり。1年前は、4thアルバム『慈愚挫愚 四 -最高-』を完成させ、名実ともに「最高」でポジティブな心境を語ってくれた。その後、初のホールツアーを開催し、ファイナル・東京ガーデンシアターも完売御礼。紆余曲折の歴史を歩んできた彼らは、辿り着いた「最高」の先に何を見出すのか?……と思いながらニューEP『Gran ∞ Grace』を聴いたのだが、そこにはやっぱりハチャメチャなジグザグがいた。「あれもこれもやりたい」という欲望には忠実に、ヘヴィさも、ポップさも、壮大さも、プレイヤビリティも全方位にパワーアップしている。ひと言では到底言い表せないけれど、3人口を揃えて「ジグザグらしい」という1枚はどのように生まれたのか。昨年を振り返りながらじっくり話を聞いた。ある意味原点に戻ったと言いますか……ジグザグ的な最新にして最初の感じがあります
インタビュー=後藤寛子 撮影=アミタマリ
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年12月号より抜粋)
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