今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。

今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。
気付いたら、もうコーチェラフェスの季節がやってきた。今週末の4月11〜13日と翌週末の4月18〜20日開催のコーチェラフェスのタイムスケジュールと中継リンクが発表された。今年のヘッドライナーは、レディー・ガガ、グリーン・デイ、ポスト・マローン。さらに、トラヴィス・スコットも特別枠で出演することになっている。

いくつか変更点がある。まず、残念なことにFKA twigsはビザの関係でコーチェラを含む全米ツアーをキャンセルしてしまった。私もNY公演のチケットを購入していて、2019年以来のツアーを心待ちにしていただけに、本当に残念だ。

そして、サプライズ出演が発表されたのはウィーザーと、エド・シーラン。どちらもサプライズ枠ということで、土曜日、MOJAVEステージのほぼ始まりの時間に登場する予定だ。グリーン・デイがヘッドラインを飾る日だ。

1)スケジュール2週間分
より大きなポスターを見たい人はリンクはこちら。
https://www.coachella.com/schedule

4月10〜13日
今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。
今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。
今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。

4月18〜20日
今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。
今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。
今週末コーチェラ開催。スケジュール、中継リンクが発表。グリーン・デイが初のヘッドライナーに。ウィーザー、エド・シーランがサプライズ出演。

2)中継リンク
今年も6ステージから中継される。
以下がリンク
Main Stage
https://www.youtube.com/live/Y2FzDMuJ5pI?si=Pvj7m-asdBRX63zo
Outdoor Theatre
https://www.youtube.com/live/WxwawRL_nY8?si=rGghdsA86epwcBu6
Sahara
https://www.youtube.com/live/afO7r8TQTSw?si=Xw90CgFtz0Lp65qh
Mojaove
https://www.youtube.com/live/BajnpDN6vG8?si=piTVWmSFvXTsU4Ts
Gobi
https://www.youtube.com/live/Kg-KswkXoBg?si=gLRqladljPg97KEz
Sonora
https://www.youtube.com/live/TdHrgLciYWw?si=x3x3DzAWhg9ac1zi
中継は、これまでと同じであれば、見ながら巻き戻しも可能だし、翌日のフェスが始まるまでは、基本的には前日のライブがアーカイブされていて、全て視聴できる。ただし、時々特に大物アーティストのパフォーマンスは、生中継のみでアーカイブされずに消えてしまうことがあるので、その点は要注意。今回の場合、レディー・ガガは、中継が終わった後に消えてしまう可能性があると思う。

さらに、3日目は翌日の配信がないため、終了後すぐにアーカイブが消えてしまうこともある。また、配信スケジュールは変更されることがあるので、朝起きたら上記のサイトやコーチェラのインスタなどで、最新のスケジュールに変更がないか確認してみてください。

3)スケジュールの日本時間

スケジュールの日本時間は以下の通り。
1日目:現地4月11日(金)→日本は4月12日(土)。以下日本時間で表記

Main Stage
Lady Gaga 午後 3:10
Missy Elliott 午後 1:00
Benson Boone 午前 11:10
Marina 午前 9:40
Thee Sacred Souls 午前 8:20
Gabe Real 午前 7:00

Outdoor Theatre
Parcels 午後 2:10
The Marías 午後 12:20
Tyla 午前 10:45
The Go-Go’s 午前 9:25
Seun Kuti & Egypt 80 午前 8:05
Tiffany Tyson 午前 6:50

Sonora
HiTech 午後 2:00
Speed 午後 12:40
Los Mirlos 午前 11:30
Kneecap 午前 10:10
Julie 午前 9:00
Tops 午前 7:50
Vs Self – 午前 7:00
Glixen – 午前 6:00
Doom Dave – 午前 5:00

Gobi
Indo Warehouse – 午後 2:40
Ca7riel & Paco Amoroso – 午後 1:30
Artemas – 午後 12:15
A. G. Cook – 午前 11:00
D4vd – 午前 9:55
4batz – 午前 8:45
Maribou State – 午前 7:30
Parisi – 午前 6:15
Saison. – 午前 5:20

Mojave
The Prodigy – 午後 2:05
Miike Snow – 午後 12:35
Eyedress – 午前 11:20
Djo – 午前 10:05
Lola Young – 午前 8:50
Saint Jhn – 午前 7:40
Ravyn Lenae – 午前 6:35
Sincerely, Manolo – 午前 5:30

Sahara
Mustard – 午後 3:50
GloRilla – 午後 2:25
Yeat – 午後 1:10
Lisa – 午前 11:45
Sara Landry – 午前 10:10
Three 6 Mafia – 午前 9:15
Chris Lorenzo – 午前 8:00
Austin Millz – 午前 6:55
Massio – 午前 5:45

Yuma
Vintage Culture – 午後 3:15
Chris Stussy – 午後 1:45
Pete Tong x Ahmed Spins – 午後 12:15
Tinlicker – 午前 11:00
Beltran – 午前 9:45
Damian Lazarus – 午前 8:45
Shermanology – 午前 7:45
Moon Boots – 午前 6:45
Coco & Breezy – 午前 5:45
Erez – 午前 5:00

Quasar
The Martinez Brothers x Loco Dice – 午前 11:00
Coco & Breezy x Kaleena Zanders – 午前 9:00

2日目: 現地4月12日(土)→日本は4月13日(日)以下日本時間で表記

Main Stage
Travis Scott – 午後 4:00
Green Day – 午後 2:05
Charli XCX – 午後 12:15
T-Pain – 午前 10:25 JST
Jimmy Eat World – 午前 8:00
Skrause – 午前 6:45

Outdoor Theatre
The Original Misfits – 午後3:20 
Above & Beyond – 午後1:45
Clairo 午後 – 12:15
Gustavo Dudamel & LA Phil – 午前10:25
Japanese Breakfast – 午前9:05
Tink - 午前8:00
Megatone - 午前6:45

Sonora
El Mallila – 午後1:50
VTSS – 午後12:30
Blonde Redhead – 午前10:10
Underscores – 午前9:0
Judeline – 午前7:50
Together Pangaea -午前6:40
Prison Affair – 午前5:50
Triste Juventud x Tótem – 午前5:00

Gobi
Rawayana – 午後3:00
Beth Gibbons – 午後 1:40
Darkside – 午後12:20
2hollis – 午前10:30
Viagra Boys – 午前 9:15
Glass Beams – 午前 8:05
Medium Build – 午前 6:10
Elusive – 午前 5:30

Majave
The Dare – 午後3:00
Horsegiirl – 午後1:45
Hanumanking – 午後12:25
Ivan Cornejo – 午前11:15
Sam Fender – 午前9:55
Yo Gabba Gabba! – 午前8:45
Weezer – 午前7:10
Record Safari 午前 6:00

Sahara
Keinemusik – 午後3:30
Mau P – 午後1:50
Enhypen – 午後12:35
Shoreline Mafia – 午前10:45
Disco Lines – 午前9:25
Alok – 午前8:10
Salute – 午前7:05
Talón – 午前5:50

Yuma
Eli Brown – 午後3:00
Amelie Lens – 午後1:30
Mind Against x Massano – 午後12:00
Infected Mushroom 午前 – 10:45
Indira Paganotto – 午前9:30
Klangkuenstler – 午前8:15
Layton Giordani – 午前7:00
DJ Gigola – 午前6:00
Haii - 5:00

Quasar
Barry Can’t Swim x 2ManyDJs x Salute – 午後12:15
Fcukers x Haii – 午前10:00

3日目:現地 4月13日(日)→日本は4月14日(月)以下日本時間で表記

Main Stage
Post Malone – 午後2:25
Megan Thee Stallion – 午後12:35
Junior H – 午前11:00
Beabadoobee – 午前9:25
Shaboozey – 午前8:05
Jaqck Glam – 午前7:00

Outdoor Theatre
Polo & Pan – 午後2:55
Zedd – 午後1:10
Jennie – 午前11:45
Still Woozy – 午前10:15
Keshi – 午前9:00
Meute – 午前7:40

Sonora
Snow Strippers – 午後1:05
Ginger Root – 午前11:40
Circle Jerks – 午前10:30
Soft Play – 午前9:20
Wisp – 午前8:10
Bob Vylan – 午前7:00
Kumo 99 – 午前6:00
Sin Rastro – 午前5:00

Gobi
Amyl and the Sniffers – 午後1:55
Arca – 午後12:35
BigXthaPlug – 午前11:25
Mohamed Ramadan – 午前10:20
Amaarae – 午前9:00
The Beaches – 午前7:45
Hope Tala – 午前6:40
WaveGroove – 午前5:30

Mojave
Kraftwerk – 午後1:25
Basement Jaxx – 午後12:00
Rema – 午前10:40
Jessie Murph – 午前9:25
Muni Long – 午前8:10
Fcukers – 午前7:00
Pennywild – 午前5:45

Sahara
XG – 午後2:55
Ty Dolla $ign – 午後1:35
Chase & Status – 午後12:10
Boris Brejcha – 午前11:00
Sammy Virji – 午前10:00
Ben Böhmer – 午前9:00
Interplanetary Criminal – 午前7:40
Tom Breu – 午前6:00

Yuma
Dixon x Jimi Jules – 午後2:30
Francis Mercier – 午後1:00
Dennis Cruz – 午前11:30
Sparrow & Barbossa – 午前10:30
Tripolism – 午前8:30
Desiree – 午前7:00
Amémé – 午前6:00
Yulia Niko – 午前5:00

Quasar
Tiësto – 午前11:00
Odd Mob – 午前9:00

4)見どころ
スケジュールが発表された瞬間、どのバンドが楽しみか、どのバンドを見たいかなど色々がコメントが飛び交っていて、さすがフェスの醍醐味だと思ったけど、ヘッドライナーに付いてのいくつか注目点をご紹介。

まず、何と言ってもグリーン・デイ。来日もしたばかりだ。

少し驚くべきことに、グリーン・デイはこれまで数え切れないほど多くのフェスでヘッドラインを飾ってきたけど、地元とも言える距離にあるコーチェラでのヘッドラインは初めてという点。コーチェラは、「コーチェラ色」にこだわっていて、これまでも出演したいアーティストが出演できないことがあった。例えば、今年もシャキーラが出演を希望したものの、断られたそう。グリーン・デイも、かつては「コーチェラ色」とは違うと思われていたのかも?もちろん他にも理由も考えられる。

それでも、今回の出演に際し、ビリー・ジョー・アームストロングは早速彼ららしい熱いメッセージを発表している。

「この混沌とした世界で、ひとつだけ確かなことは、ロックンロールは永遠だということ。そして今こそ、その精神が必要とされている。だから怒りも、希望も、そして最大の歓声も持ってきてくれ。コーチェラ、一緒に人生最高の時間を過ごそう!」

ご存知の通り、グリーン・デイは昨年、アメリカでも最も人気があり評価も高い2作『ドゥーキー』30周年、『アメリカン・イディオット』20周年を記念して、で2枚のアルバムを全曲演奏した。そして、最新作『セーヴィアーズ』(*3作ともロブ・カヴァロプロデュース)も披露し、約3時間20分のスタジアムライブを行い、大成功を収めた。その後も、世界ツアーを続けている驚異的なスタミナを誇るバンドだ。プロダクションもDIY精神を感じさせながらも、最新テクノロジーを駆使して行われ、洗練された演出が彼らのエネルギーと融合して、最強ライブを実現させている。

今回は出演時間が3時間20分もないので、その凝縮版となるはずだが、アメリカの現状や『アメリカン・イディオット』に見られるように、グリーン・デイはこれまでも目立つ場で反抗精神を表現してきた。今回もまた何か爆弾発言が飛び出すかもしれない。また、グリーン・デイファンが喜びそうなパンクバンドもブッキングされているので、それも一緒に楽しみたい。

レディー・ガガ
レディー・ガガは最新作『メイヘム』を発表したばかりで、ここ数作の中でも最も高く評価されている。恐る恐るピッチフォークのレビューを見てみたところ、彼女の過去の作品の中でも最高の点数がついていた。

このライブが注目される理由は、彼女が当初ツアーを行う予定はなかったものの、新作への反応が非常に良かったため、急遽ツアーを発表したから。しかし、これまでスタジアム規模でのツアーを行っていた彼女が、突然アリーナ規模に変更したことで、チケットの入手が困難になったばかりか、高騰。長年NYのマディソンスクエアガーデンでライブを観てきたけど、おそらく定価としては最高値(1階席で定価で1000ドル)が付いていた。

このライブが、フェス仕様のセットになのか、これから行うアリーナツアーの予告的な内容になっているのか不確かだが、キャリアの中でも最高と言える作品を発表した後に、シアトリカルなツアーが開始前にどんなライブを見せてくれるのか、非常に楽しみだ!

ポスト・マローン
ポスト・マローンはご存知の通り、去年初のカントリーアルバム『F-1 トリリオン』を発売した。去年観たライブではまだ最新作モードにはなっていなかったものの、後半のツアーでは新作に合わせたセットリストが展開されたいた。今回、これまでの曲と新作の曲がどのように演奏されるのか、楽しみだ。

トラヴィス・スコット
地元テキサス、ヒューストンで開催されたフェス“アストロワールド”での観客の悲劇的な出来事を経て、時間をかけて復帰を果たしたトラヴィス・スコット。コーチェラのような世界配信されるフェスで、どのように本格的な“カムバック”を果たすのか、そのパフォーマンスが注目されている。

その他
また、新作を発表し、来日も決まっているジャパニーズ・ブレックファストや、ホースガールなども出演予定。最新モードのアーティストたちを、この機会にぜひチェック。

5)今年も売り切れてない
コーチェラは1999年に開始され、世界でも最大規模の観客動員と興行成績を記録しているフェスだが、昨年からチケットが即完しなくなった。コーチェラに限らないが、ヘッドラインがこれまでに驚きがなくなったことが一因だと思われる。昨年は初週が売り切れるのに約1ヶ月かかったそうで、2週目のチケットは開催時まで残っていた。今年は通常より早くラインナップが発表されたものの、現時点では初週も2週目も売り切れてない状況。2週の開催となってからは、最も観客動員が少ないかもしれない。

とはいえ、主催者によるとコーチェラのすぐ後に同じ会場で開催されるカントリーフェスStagecoachは、すでにチケットは完売している。

そこで、注目すべきはラナ・デル・レイの出演。彼女は今年カントリーアルバムを発表予定で、昨年はコーチェラのヘッドラインを飾り、今年はカントリーフェスでどんなライブを見せるのか、非常に楽しみだ。
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