現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』12月号「Look Up!」にとたが登場!
純粋で繊細な気持ちを描くとたのベッドルームミュージックが今、シーンへと飛び出していく。彼女が紡ぐ音楽の源泉
インタビュー=杉浦美恵 撮影=武井宏員
《空が泣くあなたが笑えるように/風が歌うあなたに聞こえるように》と歌う、純粋で切実な歌声が耳に残っている人も多いだろう。この“紡ぐ”という楽曲のショートバージョンが2021年6月にSNSに投稿されると、1年足らずで再生回数は300万回を超え、「とた」というアーティストへの注目が集まる。2023年2月には“紡ぐ”のフルバージョンと、それを含むアルバム『oidaki』がリリースされ、その文学的かつ奥深い楽曲の世界観には筆者も魅了された。DAWを用いて紡ぎあげる、どこか内省的なとたのベッドルームミュージックは、USインディーやオルタナティブロックのニュアンスもまとう。そしてその歌世界は言葉の意味が幾重にも折り重ねられながら、軽やかな言葉遊びのようなポップネスをも感じさせる。この歌詞表現に触れて、ぜひ話を聞いてみたいと思った。とたとはどんなアーティストなのか。とたの音楽がいよいよベッドルームから外へと開いていく今、本誌初のインタビューでその本質に迫る。(杉浦美恵)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年12月号より抜粋)
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【JAPAN最新号】純粋で繊細な気持ちを描くとたのベッドルームミュージックが今、シーンへと飛び出していく。彼女が紡ぐ音楽の源泉
2023.10.30 12:00