グラミー賞授賞式に出席したアデルは驚異的なベストセラーとなったセカンド・アルバム『21』に続くアルバムの準備に入っていることをグラミー賞の楽屋で明らかにしたと『ビルボード』誌が伝えている。
「たいして進んでるわけじゃないのよ、全然。ただ、ミーティングはたくさんやってるの。ゴールデン(・グローブ)賞以来、ずっとロスに残ってて、アカデミー賞まで滞在することになるから。でも、今の時流には完全に疎くなっちゃってるから。普段はうちの赤ちゃんに童謡を歌ってあげてるばっかりで、なにがイケててそうでないかなんて、わかんなくなってるし」
さらにアデルは次のように続けている。
「でも、ポール・エプワースに会ったり、そういうことは確実にこれからやっていくわ」
なお、今年のグラミー賞でアデルはライヴ盤『ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール』からの"セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン"で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞に輝いている。
また、2月24日に控えているアカデミー賞授賞式ではアデルが『007 スカイフォール』のために書いた主題歌"スカイフォール"が最優秀オリジナル楽曲賞の候補に挙がっている。アデルは1月に行われたゴールデン・グローブ賞授賞式で"スカイフォール"によって見事に同じ最優秀オリジナル楽曲賞に輝いている。
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