“かげろう”はVaundy初の直球のロックンロールだ。まさか今Vaundyがいきなりここまで裸のロックンロールをやるとは予想してもいなかったし、やるとしてももっとポップでモダンに仕上げてくるかと思いきや、ミッシェル・ガン・エレファント丸出しの荒くれアレンジで、しかも楽器隊はせーので一発録り。聴いた瞬間は思わず笑うしかなかったが、今時誰もやってないことを見事にやってのけているという意味ではなるほどVaundyそのものだし、そう思って真正面から聴いたらめちゃくちゃかっこいい曲である。ほんとにこの男は面白いし、痛快極まりない。なぜ今、しかも「熱闘甲子園」テーマソングに荒くれロックンロールなのか。そしてVaundyのこれまでの“CHAINSAW BLOOD”や“怪獣の花唄”などの「ロックな曲」と“かげろう”の「ロックンロール」は何が根本的に違うのか。そのあたりの話を今回も明快に解き明かしてくれた。題して「Vaundy、ロックンロールを語る」の回、じっくり読み込んでくれ!インタビュー=山崎洋一郎 撮影=太田好治昔から、絶望の次にあるもの、もしくは絶望の中にあるものって、ロックンロールだと思ってるんです
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年9月号より抜粋)
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