【JAPAN最新号】Creepy Nuts、生身で5万人の人生と交差した圧巻の東京ドーム公演レポ+世界のポップスターに羽ばたく最新最強アルバム『LEGION』徹底論考!!

【JAPAN最新号】Creepy Nuts、生身で5万人の人生と交差した圧巻の東京ドーム公演レポ+世界のポップスターに羽ばたく最新最強アルバム『LEGION』徹底論考!!
東京ドームという「ハレの舞台」には似つかわしくないくらい、ステージはシンプルだった。殺風景と言ってもいい。装飾の類はほぼ皆無、真ん中に置かれたDJテーブルとステージ中央から客席に延びた花道だけが、これから何が始まるのかを予感させている。だが、R-指定とDJ松永にとってはそれだけで十分、というか、それがすべてなのだ。松永がターンテーブルから繰り出すビートとたった1本のマイクを通して放たれるRの言葉をオーディエンスが受け止め、増幅し、会場いっぱいに反響させる。そんなヒップホップの原風景を最大化したような舞台に、Creepy Nutsのふたりはその生き様を鮮やかに刻みつけてみせた。

ライブも後半に差し掛かったところで、花道の先にあるセンターステージにひとりで立ったR-指定は「人間の凸凹、アラ、濁り、揺らぎ、それが大好きなんですよ。唯一ブレへんのは、その全部をそのときそのときで歌詞にしてきたこと。ひとりぼっちでも、俺はたぶんラップを選ぶと思います」と口にしてアカペラで“生業”を披露。その曲中、《お前の歌詞、幼稚園児の作文/俺の歌詞、広辞苑10冊分/お前のバース、オートチューンがかかってる》というラインのあと、彼はアドリブでこうラップした。(以下、本誌記事に続く)

テキスト=小川智宏 撮影=Hiroya Brian Nakano、umihayato、Kawado、Kohey Suzuki
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年4月号ライブレポートより抜粋)


『ROCKIN'ON JAPAN』4月号のご購入はこちら
JAPAN最新号、発売中! SEKAI NO OWARI・Fukase/別冊 sumika/あいみょん/back number/ONE OK ROCK/[Alexandros]/マカロニえんぴつ/BE:FIRST/緑黄色社会/LiSA/Creepy Nuts
2月28日(金)に発売する『ROCKIN’ON JAPAN』4月号の表紙とラインナップを公開しました。今月号の表紙巻頭は、SEKAI NO OWARI・Fukaseです。 ●SEKAI NO OWARI Fukaseが今、改めてSEKAI NO OWARIのすべてを語り尽くす! スペ…
JAPAN最新号、発売中! SEKAI NO OWARI・Fukase/別冊 sumika/あいみょん/back number/ONE OK ROCK/[Alexandros]/マカロニえんぴつ/BE:FIRST/緑黄色社会/LiSA/Creepy Nuts
*書店にてお取り寄せいただくことも可能です。
ネット書店に在庫がない場合は、お近くの書店までお問い合わせください。
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする