Creepy Nutsの東京ドームは想像を超越した奇跡の時間、奇跡の空間だった

Creepy Nutsの東京ドームは想像を超越した奇跡の時間、奇跡の空間だった
いろいろなものが壊れて、残るべきものが残っていく時代の中で、最新アルバム『LEGION』で表現されているように14歳の時から何も変わらない感覚と衝動の自分たちのままで、もしかしたら世の中には「ろ過」されて薄味のエンターテインメントが広がっていくかもしれない状況下でも、原液の濃さのままブレることなく立っているのがCreepy Nutsだということを2時間半アンコールなしのステージで証明したライブだった。
キレまくりのパフォーマンスと楽曲も、東京ドームで会話しているとは思えない箍がはずれすぎた自由な喋りも、お互いのスキルとスタッフと観客を信じているがゆえのシンプルな構成も、Creepy Nutsにしか作れない奇跡にして「通常回」の東京ドームだった。(古河晋)
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