約1年ぶり、5枚目のミニアルバム『昨日を生きない私達へ』は、カネヨリマサルというバンドの可能性と存在感を、とてつもなく広げた作品である。心を揺さぶる歌詞やアレンジの作り方が飛躍的に進化していて、楽曲の強度が格段にスケールアップしている。これまでもカネヨリマサルのポテンシャルを信じていたが、想像や期待を遥かに超えて、「こんなことまでできたのか!」と驚かされるほどの仕上がりである。2曲の制作にいしわたり淳治がプロデューサーとして入ったことも転機となったようだが、もちろんそれだけではない。絶対により多くの人にカネヨリマサルの音楽を届けてやる、という強い意志が生み出したものについて、3人に語り尽くしてもらった。「自分ひとりで生きていきます」じゃなくて、「一緒に生きていこうぜ」という作品にしたかったし、そういう音楽になってほしい
インタビュー=矢島由佳子 撮影=横山創大
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年3月号より抜粋)
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