現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号にBE:FIRSTが登場!“Mainstream”は、俺らじゃなきゃできない曲。こういう曲をメイド・イン・ジャパンとして届けられるようになったのがシンプルに嬉しい
王道を創り、そして迷わず進め!
――希望と覚悟に溢れた7人の戦士たち、彼らの今、そのすべてを刻んだ新曲”Mainstream”徹底インタビュー
インタビュー=小栁大輔 撮影=オノツトム
BE:FIRSTが放つ新曲のタイトルは“Mainstream”。要するに、「自信」ということなのだと思う。BE:FIRSTとは、クリエイティブファースト、音楽ファーストの集団だと、彼らは様々な場所で語り続けてきたが、その象徴であり、現時点での最高傑作が生まれたということを――というか、このドープにディープに限界まで凝縮されたビートが聴き手の快楽を抉るように突き刺さってくるヒップホップこそを、7人の最高傑作にしてみせるという「宣言」こそが、この楽曲の本質なのだと思う。誰にも似ていない眩い煌めきを背負いながら、音楽の世界に深く深く潜り、決死の覚悟でBE:FIRSTが存在し続ける意義、その欠片を見つけてきた――そんな確かな実感がこの楽曲、3分半に満たないリリックに込められている。潔く、かっこいい楽曲だ。そして、進化していく7人の生き様と並走しながら、いつだって新しい姿を見せてくれるであろう、彼らがまた手にした代表曲と言っていいと僕は思う。
7人は今こそが最高だというグルーヴをまといながら、これまで以上に充実した表情を見せ、文字通り一丸となった言葉を聞かせてくれた。(小栁大輔)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年11月号より抜粋)
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