現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号にindigo la Endが登場!“名前は片想い”は不可抗力でキャッチーになっちゃったんです。
でもこういうキャッチーさって今だったら出せるかもなって思えた(川谷)
初の武道館、“名前は片想い”の大ヒット、そしてアッパーに突き抜ける新曲“瞳のアドリブ”――
過去最高に外向きなモードに到達した4人が語る「インディゴの現在地」
インタビュー=小川智宏 撮影=八木咲
今年1月にリリースした配信シングル“名前は片想い”がサブスクやSNSでかつてない勢いで広がり続けている現在のindigo la End。“夏夜のマジック”のリバイバルヒットはあったものの、彼らの最新曲が現在進行形でこういう形で「ヒット」していくというのは初めてといっていい。以下のインタビューではその“名前は片想い”が初披露された昨年11月の武道館初ワンマンから話を始めているが、13年の歴史を振り返りつつその先に物語を繋いでいくようなものになったあのライブは、インディゴにとってはバンドのポテンシャルやファンの実像と向き合うまたとない機会だった。そのライブに向かっていく中で川谷絵音(Vo・G)は「キャッチー」を解放し、“名前は片想い”を生み出した。そしてそのモードは今も続いている。4月19日に配信リリースされた“瞳のアドリブ”は、まさに彼らのそのモードを象徴するようなアッパーチューンだ。突っ走る8ビート、力強いギターリフ、そしてポップなメロディ。きっとこの曲はindigo la Endの勢いをさらに後押しするものになるだろうし、実際、4月30日に出演したJAPAN JAMのステージでも、この曲がしっかりと届いていることは証明された(ほら、ちゃんと盛り上がってたじゃん!)。今年「暑くなる頃」にリリース予定のアルバムに向けて、今彼らがどんなことを考えているのか語ってもらった。(小川智宏)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年7月号より抜粋)
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