カネヨリマサルの最新ミニアルバム『昨日を生きない私達へ』に収録された“君の恋人になれますように”が素晴らしい。王道感のあるギターロックサウンドに乗せて、好きな人への想いと「君の恋人になれますように」という願いをまっすぐな言葉で歌う。ともすればありきたりな片想いソングになりかねないアプローチだけど、一聴して「いいな」と思わせる普遍的な強さのある楽曲になっている。
だからインタビューで、アルバムの最後に作った曲は2週間くらいで作ってレコーディングまでした、と聞いたときにはとても驚いた。このエピソードこそ、カネヨリマサルがバンドとして今すごくいい状態にあることを物語っている。
2024年の夏にはいしわたり淳治氏を迎えて楽曲制作に取り組んだり、ライブハウス感あるロックサウンドを大切にしつつも、普段ライブとは縁遠い人にまで届く音楽にするべくさまざまなトライアルを重ねてきた。その結果、短期間でパッと生まれた曲が、恋をする誰もが自分の曲だと思えるような来るもの拒まずな歌になったのだと思う。
カネヨリマサルのバンドとしての自信が表れたインタビューは、現在発売中のJAPAN3月号に掲載中。新しいフェーズに突入した彼女たちの頼もしい言葉をぜひ受け取ってください!(有本早季)
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もっとたくさんの人に届く音楽を追求した、カネヨリマサルの最高傑作完成! 最新ミニアルバムへの想いを自信に満ちた言葉で語ってもらいました!
2時間前