グラミー賞が発表された。とうとうビヨンセ がアルバム賞を受賞した。また、主要部門においては、ケンドリック・ラマーも楽曲賞とレコード賞を受賞。これまでケンドリックも主要部門を受賞したことがなかった。
さらに、新人賞はチャペル・ローンが受賞。
ビヨンセは、黒人女性アーティストとして初めてカントリー・アルバム賞も受賞している。
特筆すべきは、途中で、ザ・ウィークエンドが史上最高かという大ヒットを記録したのにひとつもノミネートされなかったというあから様な不公平があり、グラミー賞が大批判されることになったきっかけをわざわざスクリーンに映し出して紹介したこと。それ以降組織がどのように変わろうとしたのか、そして今どこまで変われたのかを数字でしっかりと紹介したこと。さらにもう2度とグラミー賞に出ないと言っていたザ・ウィークエンドがパフォーマンスするという流れだった。つまり、間違いを認め、誤って、訂正し、そして和解したということをここで象徴していた。なかなかできないことだけど、ここまでやらないと視聴者が許さないところに来ている証拠だ。しっかりそれに耳を傾けたということ。
しかしここまでやってビヨンセ が取らなかったら本当に意味がないと思ったのだけど、しっかりとアルバム賞を受賞し、不公平がようやく正されたと思えた。
さらに女性アーティスト、クィアアーティストが活躍した年だったこともしっかりと象徴されていた。またLA山火事への追悼、チャリティも愛や思いやりが感じられる方法でうまく形になっていた。
以下全ての結果が見られます。
https://www.billboard.com/music/awards/grammys-2025-winners-complete-list-1235889365/
とりあえずの速報で、また雑感のレポートをします。全体的にも覚えている限りで結果もパフォーマンスも最高の内容だったと思う。
見どころ満載です。
日本では午後10時に字幕付きで再放送される。見てない方は必見です。
https://www.wowow.co.jp/music/grammy/