現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』7月号にmiwaが登場!コンセプトをもって書く。
非日常を物語に込めていくのが面白いなあっていうフェーズに来ている感じは続いてますね
新曲“ハルノオト”に込めた「フィクション」の真実を語る
インタビュー=小栁大輔 撮影=武井宏員
物語作家としてのmiwaの真骨頂、何より恋にまつわる切なさ、柔らかな心の痛みを描き、細かな機微を逃さず歌ってみせる歌い手miwaとしての新たな名曲。新曲“ハルノオト”はそういう大きな収穫としての楽曲だ。miwaは昨年8月の『君に恋したときから』、今年2月の『バレンタインが今年もやってくる』と2枚連続でコンセプトEPを作った。miwaは「フィクションを書くのが楽しい」という言葉で語ってくれたが、このストーリーテラーとしての成熟はやはり、miwaというひとりのアーティスト、人間の生き様が深まり、何か新たな自信を手にしたことで生まれてきた必然としての深まりなのだと思う。書き手と歌い手。自身のふたつの側面における確信を同じように深めながら、充実の季節を謳歌しているmiwaは、どこか吹っ切れたように饒舌に今の胸中を話してくれた。(小栁大輔)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年7月号より抜粋)
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