ジェファーソン・エアプレインのボーカリスト、ギタリストであり、バンドの創設メンバーでもあったマーティ・バリンが現地時間9月27日に逝去した。
「The Guardian」によると、亡くなる際にはマーティの妻スーザンが付き添ったとスポークスマンが明かしているという。死因は発表されていないとのこと。
バリンの死を受けて、ジェファーソン・エアプレインはTwitterアカウントにて以下の通り追悼のコメントを発表している。
「私達は真の伝説の一人を失ってしまいました。マーティ・バリンは今日に至るまで続く革命の始まりを手助けしたのです。彼のことはこの先も大いに恋しく思うでしょう。彼の家族、友人、そしてあらゆる音楽ファンに心からお見舞い申し上げます。チーム・ジェファーソン・エアプレイン」
同じく「The Guardian」によると、妻のスーザンも以下の通りコメントを残しているという。
マーティと私は深い愛を共有していました。彼はこの愛を涅槃だと言っていましたが、その通りでした。たしかに私たちは彼の愛に触れることができました。彼は私の中に永遠に存在し続けるでしょう。
バリンはサンフランシスコでギタリストのポール・カントナーと組みジェファーソン・エアプレインを結成。1966年にデビューアルバム『Jefferson Airplane Takes Off』をリリースする。
バリンはジェファーソン・エアプレインでは“Volunteers”や“Today”といった楽曲を作曲し、続くジェファーソン・スターシップにおいても“Runaway”や“Miracles”などのヒット曲で貢献。
バリン自身はソロのキャリアに集中するため、2008年にジェファーソン・スターシップを脱退していたという。