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    エルヴィス・プレスリー、新たな死因についてイギリスのテレビ番組が指摘

    エルヴィス・プレスリー、新たな死因についてイギリスのテレビ番組が指摘

    イギリスのテレビ番組がエルヴィス・プレスリーの本当の死因を割り出したという内容の放送を行ったという。

    番組はチャンネル4の『デッド・フェイマスDNA』で、番組では歴史的に著名な人物に関わる事件などの真相にDNA解析によって迫るという内容を売りにしているが、エルヴィス・プレスリーについて扱った放送分で、エルヴィスの死因は心筋の遺伝性の病気によるものだったと明らかにしているという。

    DNA検査はエルヴィス御用達だった理容師の友人から提供された髪の毛を検体として行われ、カンザス州在住のスティーヴン・キングスモア博士が検査を行ったという。エルヴィスは1977年に自宅で死亡しているところを発見されているが、直接の死因は処方薬の濫用と不整脈によるものとされていて、さらに死の直前まで過食症などから著しく健康を害していたといわれている。しかし、キングスモア博士は番組で、42歳という早すぎた死はエルヴィスの不摂生によるものではなく、むしろ遺伝性の病気によるものかもしれないと指摘しているという。

    「これまで何年もエルヴィスの死は自業自得のものだと、自身の過食症と薬物濫用によるものだとされてきました。もちろん、こうした依存症が身体にいいわけがありません。しかし、それ以前に、エルヴィスのDNAは損傷を負っていたようなのです」とキングスモア博士は説明している。

    ただ、番組の司会のマーク・エヴァンスは実は検体となった髪の毛が本当にエルヴィスのものなのかどうかは確定できないとも断っている。

    「これがエルヴィスのDNAであるとぼくは自信を持っているんですけど、ただ、今それを証明することができないのです。これが100パーセント、エルヴィスのDNAだとは言えないのです。それは現時点では不可能なのです」

    (c) NME.COM / IPC Media 2014
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