ピンク、ワイト島フェスで空中30メートルからステージへ舞い降りる

6月13日にワイト島フェスに出演したピンクのステージは、現在敢行中のファンハウス・ツアーの豪華なステージ・セットをそのまま紹介するものとなり、ショーの始まりには空中から降臨するというドラマティックな展開を見せた。

箱部屋をクレーンで吊るした状態でショーは始まり、その中からピンクがワイアーでステージへ降りて行きながら、“ゲット・ディス・パーティ・スターテッド”の短いバージョンを歌っていった。

セットの途中でピンクはソングライターのパートナーであるブッチ・ウォーカーを紹介し、ブッチはギターとボーカルを担当しながら、ピンクとともに“ミーン”を演奏し、そこからさらにザ・フーの“マイ・ジェネレーション”、グリーン・デイの“バスケット・ケース”、ポリスの“ロクサーヌ”の短いカバーも披露していった。

“ロクサーヌ”の演奏中にピンクは巨大なボールの中に入り込み、そのまま観客の頭上を転がりながら移動し、曲のクライマックスでステージへと戻った。

「ポール・マッカートニーがあとでやる同じステージに今自分がいるなんて信じられない」とピンクはその後、オーディエンスに向けて語った。「ポールってヴェジタリアンだし」。ちなみにピンクもヴェジタリアンで、動物の倫理的扱いを求める人の会(PETA)の支援者としても有名。

アンコールの“ソー・ホワット”ではさらにワイアーを増やした吊るしパフォーマンスに挑み、ステージとPAエリアの間の観客の頭上でアクロバティックなパフォーマンスを繰り広げた。

セットリストは以下の通り:
'Get This Party Started'
'Funhouse'
'Ave Mary A'
'Who Knew'
'Just Like A Pill'
'Sober'
'I'm Not Dead'
'I Don't Believe You'
'Dear Mr President'
'Mean'
'My Generation'/'Basket Case'
'Roxanne'
'Try Too Hard'
'Leave Me Alone (I'm Lonely)'
'So What'

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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