昨年11月に独立し、自分たちの手で新たな道を一つひとつ築き上げてきたWANIMA。体制の変化を機に彼らに大きな変化が生まれていることは、出てくる作品からも、ツアーやフェスでのライブからもはっきりと伝わっていると思う。これまでとはまったく違うオープンなマインドで突き進むその姿は、8月14日に配信リリースされた“Rolling Days”にも、今年で3年目を迎えた主催フェス「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2024」にも刻まれていた。“Rolling Days”は「inゼリー」のキャンペーンで高校生に向けて書き下ろされた楽曲だが、そうした枠組みを超えて今のWANIMAの姿勢を鮮明に描き出す。イントロのビートから一心不乱に突き進むサウンドも、ここまで走り続けてきた自負とともに 《想像の向こうで会おう》と告げる歌詞も、そしてそれを歌うKENTA(Vo・B)の、これまでとは明らかに違うすべてを曝け出すような声も、生まれ変わったように熱く燃える今のWANIMAのリアル。盛りだくさんのトピックとともに、3人とバンドの今を語り合った。年齢は関係ないかなって。気持ち的には今、どんどん若返ってる感じがする
インタビュー=小川智宏 撮影=皆川聡(MILD)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2024年11月号より抜粋)
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