これは、まるで音楽の神に祝福されたトリビュートアルバムだ。
RADWIMPSの音楽に人生を変えられたり、強烈な刺激を受けたり、異なるジャンルにありながら共鳴したり、さまざまな形で同時代を生きる錚々たる14組のアーティストが、選りすぐりの名曲を全身全霊込めてカバーしている。
カバーというか、これはもう音楽にすべてを捧げる魂と魂の共演だ。
RADWIMPSの血と、参加アーティストの血が純粋なまま混ざり合って、新たな純血が生まれるような奇跡が14曲続く。
これまでいくつものトリビュートアルバムの傑作を聴いてきたが、こんな美しくスリリングで摩訶不思議なトリビュートアルバムは初めてだ。
本当にどの曲も凄すぎる。
あなたの青春は、RADWIMPSに大きく人生を変えられた魂は、どの共演に一番揺さぶられただろうか?
ということで、その魂と魂の共演の中で一体何が起きているのか、11月29日発売のJAPAN1月号にて、この『Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-』に収録されている全14曲を5人のライターが徹底解析するレビューをお届けします。
お楽しみに!(古河晋)
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