現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号にMAN WITH A MISSION最新アリーナツアーのレポートを掲載!
オーディエンスに勇気をもらって、オオカミは新章へと向かう――
最新アリーナツアーをレポート!
文=小池宏和 撮影=酒井ダイスケ
「コノ状況ノ中デモ楽シンデクダサル皆様、マジデ勇気ヲモライマス。アリガトウゴザイマス!」と、さまざまな感染症対策が講じられたライブ環境の中でも楽しみ尽くそうとするハングリーなオーディエンスに向けて、ジャン・ケン・ジョニー(G・Vo・Raps)は告げていた。全国アリーナツアーとしては実に約2年ぶりとなる、「Merry-Go-Round Tour 2021」。横浜、名古屋、大阪の3会場で2公演ずつ、「Day1: Songs of Innocence」と「Day2: Songs of Experience」というタイトル(U2が2010年代にリリースした姉妹作アルバムを思い出させる)のもとにそれぞれセットリストが組まれたコンセプチュアルなツアーだ。昨年、活動10周年を迎えたMAN WITH A MISSIONは、過去のアルバムごとにセットリストを構成したライブなどは行っていたものの、パンデミックによって多くのアニバーサリー企画に水を差される形となった。新作『Break and Cross the Walls I』リリース直後でありながら、今回はこれまでの楽曲のリリース時期を大きく2つに分けたセットリストでMWAMのキャリアを振り返りつつ、彼ららしいアリーナ規模の熱狂を取り戻すという、なんとも欲張りなツアーになったわけである。(以下、本誌記事に続く)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年2月号より抜粋)
【JAPAN最新号】MAN WITH A MISSION、オーディエンスに勇気をもらって、オオカミは新章へと向かう――最新アリーナツアーをレポート!
2022.01.01 12:00