『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』の25周年記念盤を11月10日にリリースしたばかりのR.E.M.だが、マイケル・スタイプと共に「Radio X」の番組に出演したマイク・ミルズがミュージシャンたちに対し、「できる限り政治的になるべき」との自身の意見を述べていたようだ。
マイクはアメリカの世情に「イライラする」と発言しつつ、以下のような内容を語っている。
僕の意見では、すべてのミュージシャンたちができる限り政治的になるべきだと思う。もっと言えば、すべての国民がもっと政治的になるべきだってね。それでフラストレーションが溜まるのであれば、なんだろうね、クラシック音楽とか聴けばいいんじゃないって感じかな。
アメリカは素晴らしい国だ。自分たちの関心とは裏腹にバカ者たちのために票を投じているっていう現状にイライラするんだ。
最近では「喚くな、歌え」って声がたくさん上がっているけど、物事が見えてないなって思うね。僕たちは君たちが聴きたくないと思うようなことを歌っているけど、それは歌うべきだからであり、歌が僕たちの考えを伝えるための手段なんだから。
みんな、声を上げるのを怖がっているんだなと思うよ。もちろん、だからこそ声を上げるべきなんだし、今の世の中のバカバカしさに反発すべきなんだ。
なおR.E.M.の公式YouTubeでは、マイケル・スタイプとマイク・ミルズがアントン・コービンと共に『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』の25周年記念盤を開封する様子を映した映像が公開されている。
25周年記念盤の詳細は以下の公式サイトで確認することができる。