「ありえたかもしれない過去」の記憶をさまよう――OPNの超冒険的な新作『アゲイン』について、深掘りインタビュー!

「ありえたかもしれない過去」の記憶をさまよう――OPNの超冒険的な新作『アゲイン』について、深掘りインタビュー! - pic by ANDREW STRASSER & SHAWN LOVEJOY / JOE PERRIpic by ANDREW STRASSER & SHAWN LOVEJOY / JOE PERRI

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(以下OPN)の音楽は謎に満ちている。

リリースされたばかりの新作『アゲイン』は、現在の自分と過去の自分とのコラボレーションという発想のもと「観念的自伝」として作り上げたという。

そこでは電子音による妙にエモーショナルなメロディー、クラシックや現代音楽を思わせるオーケストラ、ノイズ、そしてロック……といったものの断片が散りばめられ、「ありえたかもしれない過去」の記憶をさまよう。

簡単な「理解」を許さない入り組み方だ。だがだからこそ、聴く者の快楽と思索を同時に促すOPNのサウンドデザインはいっそう研ぎ澄まされている。

そんな、変わらず冒険的な作品『アゲイン』についてダニエル・ロパティンにおこなったインタビューがロッキング・オン11月号に掲載される。

アルバムのコンセプトや彼の人生と音楽とのかかわり、アートワークについて尋ねるうちに、さらに思考を促されるものになったと思う。『アゲイン』は知れば知るほど、聴けば聴くほど発見がある作品だからだ。

来年2月には来日ツアーも決定。ぜひ、現在のロパティンの言葉とアイデア、そして音楽に触れてほしい。(木津毅)



ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーのインタビューが掲載されるロッキング・オン11月号

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