暴走寸前の客席を掌握する圧倒的なカリスマ性。攻撃的なジャークも土臭いフォークもやってのける多様な音楽性を束ねる、剥き出しの自我と裸の言葉。思想とパフォーマンスが高レベルで一致している存在のことを人はスターと呼ぶのだと体で思い知らされたのが、LEXのZepp Hanedaワンマンだった。
生ビールの献杯とともに亡き友に捧げられた“ALONE”もきな臭い情勢の中で聴く“この世界に国が無かったら”も、歌に全体重が乗っていて、ただただ食らった。存在感がライブハウスのキャパに乗っかり切ってないと感じていたら、次の舞台は10月30日のTOYOTA ARENA TOKYOワンマンだという。そりゃそうでしょ、としか言いようがない凄まじいライブだった。