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    昨日のフラカン vs ピーズ その1

    昨日のフラカン vs ピーズ その1

    遅くなってしまいましたが。
    昨夜の「シリーズ人間の爆発」
    フラワーカンパニーズ vs Theピーズ、についてです。

    ドラム:ミスター小西が右足骨折で治療中のため、
    サポートを迎えてライブを行っているフラカン。
    9月の5本はThe Birthdayのキュウちゃん、
    10月11日水戸ライトハウスからスタートしたツアー4本は
    ウルフルズのサンコンJr.、そしてこの日からまたキュウちゃんに
    スイッチ、というタイミングでした。

    で。行ったら、サンコン、観に来ていて、彼と、つまり
    「前回までフラカンで叩いてた人」と、並んで一緒にライブを観るという、
    貴重というか、珍しいというか、そんな不思議な体験をしました。
    サンコンも、「いやあ、ヘンな感じやわあ、これ」とか言っていた。
    そのわりに、ライブが始まると、ヒャアヒャア声をあげながら盛り上がっていたが。

    先行はゲスト=Theピーズ。ライブで定番の懐かしき名曲たちも、
    最近の曲たちも、まだ録っていない新しい曲も(はるさん曰く、これから
    レコーディングする予定あるそうです)とりまぜた、全17曲。1時間ちょっと。
    音がビシッと決まる瞬間はもちろん、ヨレッとなる瞬間まで含めて
    常にリアルでかっこよいことこの上ないステージでした。
    僕はこのバンドを「日本のロックンロールの絶対基準」だと
    思っているんだけど、この日もまさにそうでした。

    途中でフラカン「発熱の男」のカヴァーも披露。
    あえてオリジナルのキーを下げずに、振り絞るように
    放たれるはるさんの歌、すばらしい。
    で、それを聴いていて、思い出した。
    これ、前もやってた。いつだっけ。あれかな、
    昨年12月12日の「人間の爆発」に、2人ピーズで出た時かな。
    調べてみたら、そうでした。その時のライブレポはこちらです。
    http://ro69.jp/live/detail/28569

    ラスト、「脳ミソ」では、ギターでフラカン竹安が加わり、フロア、
    超盛り上がるも、まずアビさんのギターソロ、次のソロは竹安、
    というシーンで、竹安、はりきってステージの前まで行き過ぎて、
    そのソロの一番ヤマ場のところで、シールドがすっぽぬけて、
    音が出なくなるという、「ああもうなんて竹安なんだあんたは」
    という光景が繰り広げられる。
    サンコンと私、爆笑でした。

    書き出したら長くなったので次回に続く。
    写真は、ここまでの文章に、まだびたいち登場してませんが、
    フラワーカンパニーズのボーカル、鈴木圭介さん41歳、終演直後の楽屋にて。
    ここ数年、携帯を向けるといつも必ずこの表情を作ります。
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