自身がかつて雇っていた弁護士から名誉毀損の訴えを起こされていた訴訟で無罪判決を勝ち取ったコートニー・ラヴは『スピン』誌に裁判を通して「よりよい仏教徒になれた」と語っていて、加えて「これ見出しとして使えるわよ」と助言したという。

コートニーは今回の裁判や自身の信心について次のように『スピン』誌にメールで説明したという。
「もう一つ重要なのはわたしのお勤め、つまり、お祈りによっていわゆる『ご本尊』をより深く感謝するものになったということね。今回の勝利、そしてわたしが自分の国において最も腐敗した法廷制度であるとずっと考えてきた法廷で勝利したことは100パーセントご本尊によるものだから／腐敗していなかったらわたしは勝つにも負けるにも同じ態度で臨む心の準備ができていたけど、今回の結果のおかげでわたしは少しだけ愛国的になれただけでなく、わたしのフェミニズムをシニシズムから遠ざけてくれたし、ずっとよりよい仏教徒にもしてくれたの」

コートニーは自身の元法的代理人のロンダ・ホームズから、コートニーがホームズのことを突然「買収された」「丸め込まれた」などと一方的にツイッターで攻撃し始めた件で裁判を起こされていたが、1月24日の結審で陪審員団はコートニーのツイートには虚偽も含まれていたが、コートニーにはそれが虚偽だとはその時点では自覚されていなかったとして、名誉毀損には当たらないとの判決を下すことになった。

今回の訴訟でコートニーはホームズを中傷するツイートが一般に向けたものではなく、ある特定のユーザーへの個人的なメッセージのつもりだったと主張していた。また、アメリカの法廷でツイッターでの名誉毀損をめぐって有名人が被告となったのは初めてのことだった。