新作『インターポール』を9月8日にリリースするインターポールだが、先に脱退したベースのカルロス・デングラーについて、バンドは07年の『アワ・ラヴ・トゥ・アドマイヤー』の制作をしていた頃からすでに脱退へ向けて「片足を扉に挟んでいた」という。
実際にはカールは新作『インターポール』のレコーディングを仕上げた時点で脱退し、5月に脱退が明らかにされた。
ドラムのサム・フォガリーノはカールの脱退が青天の霹靂ではなかったことをこう語る。「カルロスはもうずっと前から片足を出口に挟んであったんだよ」とサムは説明する。「前のアルバムを作っていた時点からね」。
サムはさらにこうつけ加えた。「カールにとっての葛藤はバンドとして曲を書いてレコーディングするのは大好きだったっていうところに根ざしてるんだよね。でも、インタビューをやったり、ツアーや巡業をやるっていうところがどうしてもやりたくなかったんだよ」。
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