Ayumu Imazuの新作『CLASSIC』が完成した。前作『Pixel』から実に4年ぶりのフルアルバム。率直に言って、Ayumu Imazuというアーティストの評価を決定づける最高の作品ができあがったのではないかと思う。ソウルやR&B、ヒップホップのグルーヴとJ-POPとが溶け合うメロディセンスはデビュー当初から頭抜けていたが、今作では多くのクリエイターと積極的にコライトをしていく中で、その音楽はより多様に広がりながらも、どれもが彼自身の「核」を鮮明に表現するという、まさに理想的な作品となった。インタビュー中に彼は何度も「自分の軸」という表現をした。その軸とは、どんな音楽を表現しても、どんなクリエイターと共作をしても、決してなくならない「Ayumu Imazuらしさ」のことである。「らしさ」と言うととても曖昧で抽象的だが、それをリリックで説明するのではなく、そのサウンドで、そのメロディで、その歌声でしなやかに表明したのがこの『CLASSIC』なのだと思う。この独自のグルーヴこそが「らしさ」だ。Ayumu Imazuのグルーヴが、今ここに確立した。インタビュー=杉浦美恵 撮影=笠井爾示(KATT)6年間ソロ活動をしてきてようやく、「これがAyumu Imazuだ」と言える軸が確立した
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年7月号より抜粋)
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