昨年9月の日本武道館公演、そして11月のアルバム『RUBY POP』を経て、アイナ・ジ・エンドのソロキャリアは本当の意味で「始まった」のだろう。アルバム以降リリースされてきた楽曲を聴いてもそう思ったし、6月に出た著書『達者じゃなくても』を読んでもそう思った。そして最新曲となる“革命道中”を聴いて、その思いは確信に変わった。この曲が歌っているのは、とてもタフな戦いの日々を生き抜きながらも、それはまだまだ続いていく人生という名の「道中」なんだということだ。転がるようなアッパーなサウンドに乗せてアイナが歌う《ここらで暴れちゃってもいいかな》のフレーズにとてもワクワクする。アイナ・ジ・エンドの革命は、ここから始まり、続いていくのだ。やっと、誰かのために曲を書くということがわかってきました
インタビュー=小川智宏 撮影=Yuji Watanabe(Perle Management)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年9月号より抜粋)
『ROCKIN'ON JAPAN』9月号のご購入はこちら
*書店にてお取り寄せいただくことも可能です。
ネット書店に在庫がない場合は、お近くの書店までお問い合わせください。