【JAPAN最新号】THE ORAL CIGARETTES、史上最大の「番狂わせ」が幕を開ける!! 2022年、オーラルから目を離してはいけない理由、そのすべて

【JAPAN最新号】THE ORAL CIGARETTES、史上最大の「番狂わせ」が幕を開ける!! 2022年、オーラルから目を離してはいけない理由、そのすべて
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』6月号「SCENE SPECIAL!」にTHE ORAL CIGARETTESが登場!

史上最大の「番狂わせ」が幕を開ける!!
2022年、オーラルから目を離してはいけない理由、そのすべて

文=小川智宏


2022年、怒涛の勢いで邁進するTHE ORAL CIGARETTESから、続々と新たなニュースが届いている。コロナ禍で思うような活動ができなかった日々を取り戻すように、いや、そんな困難と苦しみすらも次なる爆発へのエネルギーに転換して遠慮なしでぶっ放すオーラルのネクストステージ。それは大げさでもなんでもなく、ロックバンドの、ロックバンドによる、ロックバンドのための革命の始まりである。そう、彼らが常々標榜してきた、そして今改めて掲げる「番狂わせ」という言葉ではもはや足りない。今僕たちが目撃しているのはとてもしなやかで強かな、リアルタイムの「革命」なのだ。

オーラルの2022年はバンドにとって初となるホールツアー「Hall Tour 2022『SUCK MY WORLD』」から幕を開けた。全国14ヶ所・17公演で繰り広げられたこのツアーはタイトルに掲げられているとおり、2020年のアルバム『SUCK MY WORLD』のアルバムツアーである。もともとスケジュールされていた2020年5月から7月にかけてのアリーナツアー、その後の8月からのZeppツアーがともにコロナの影響で全公演中止となってしまった。そのあいだに何度かメンバーに会った時は「まだ『SUCK MY WORLD』は完成していない」ということを話していたが、まさにそういう気分のまま、彼らはこの2年を過ごしてきたのだろう。果たして実現したホールツアーは、それまでの鬱憤をすべて解放し、ロックバンドとしてファンの目の前で魂を燃やし尽くす快感と喜びを体現するものとなった。初日となった熊本公演で山中拓也は改めて「番狂わせ」への意思を高らかに表明したという。『SUCK MY WORLD』からの楽曲はもちろん、インディーズ時代のレア曲も織り込まれたセットリストも物語るように、このツアーはオーラルにとってはバンドの原点に戻るような意味合いも含んでいたのだと思う。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年6月号より抜粋)


【JAPAN最新号】THE ORAL CIGARETTES、史上最大の「番狂わせ」が幕を開ける!! 2022年、オーラルから目を離してはいけない理由、そのすべて - 『ROCKIN’ON JAPAN』2022年6月号『ROCKIN’ON JAPAN』2022年6月号
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