ビリー・アイリッシュ、アジア人への差別用語を口にした映像について謝罪

ビリー・アイリッシュ、アジア人への差別用語を口にした映像について謝罪

ビリー・アイリッシュが、アジア人に対する差別用語を口にする様子が収められた動画について謝罪を表明している。

問題となった動画は、先週TikTokに投稿されたもので、その映像にはビリーがタイラー・ザ・クリエイターの曲“Fish”に合わせて歌いながら、中国人に対する差別用語である「Chink(チンク)」という言葉を発したり、アジア人のアクセントを真似してふざけている姿が捉えられている。

Deadline」によると現地時間6月21日(月)、ビリーはInstagramのストーリーに以下のような謝罪文を投稿した。

「みんなのことが大好きだよ。この問題について多くの人から説明を求められたし、私も説明したい。なぜなら、本来の自分とは違う人間としてレッテルを貼られてしまったから。

出回ってる編集された動画は私が13歳か14歳の時のもので、当時はあの言葉がアジア人コミュニティを侮辱する言葉だとは知らなかった。あの言葉を口にしたことに愕然として恥ずかしく思ってるし、あの言葉を(歌に合わせて)口にしたことに吐き気がする。

その言葉は、あの歌の中でしか聴いたことがなかったし、家族の誰も私の周りでは使ったことはない。私が無知だったことや当時の年齢を考えたとしても、その言葉が人を傷つけたという事実の言い訳にはならない。そのことについて謝りたい」


そしてビリーは、アジア人のアクセントを真似している動画についても説明し、謝罪している。

「編集された別の動画で、私はバカげた支離滅裂なことを話してる……。子どもの頃からずっと、こんな風にペットや友達、家族に話しかけてて、完全にハチャメチャなことを言ってふざけてるだけなんだ。絶対に誰かのことや言語、アクセントや文化を真似てはいない。

私を知ってる人は、これまでに私が声でふざけてるのを見たことがあるはず。それがどのように解釈されたとしても、自分の行為は誰かを傷つける意図はなかったし、その言葉を聞いた人を傷つけたと見なされて本当に悲しく思ってる。

私は信じるだけじゃなく、自分のプラットフォームを使って包括性と優しさ、寛容や公平、平等のために戦うべくいつも懸命に働きかけてきた。

これからも会話の場を持ち続けて耳を傾け、学び続ける必要がある。私はみんなの意見を聞いてるし、みんなことが大好きだよ。これを読む時間を取ってくれてありがとう」




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