システム・オブ・ア・ダウン、10年以上新作をリリースしない理由とは。メンバーの関係性は最高?

システム・オブ・ア・ダウン、10年以上新作をリリースしない理由とは。メンバーの関係性は最高?

システム・オブ・ア・ダウンサージ・タンキアン「Rolling Stone」のインタビューに答え、ニュー・アルバムのリリース予定について語っている。

最近ではチェスター・ベニントンの追悼コンサートにダロン・マラキアンが出演したことや、プロフェッツ・オブ・レイジのライブにサージが参加したことなどが話題になっていたシステム・オブ・ア・ダウンだが、2005年の『ヒプノタイズ』以来新作はリリースしていない。

今回のインタビューでは、「そもそもアルバムをリリースしようと試みてはいたんですか?」との質問を投げかけられ、以下のように答えている。

ああ、そうだね。みんなで話し合って、お互いのアイディアを聞かせたりもしたけど、前に進むための具体的な方向性は見出だせてない状態だ。長い間そういう感じだね。


しかしメンバー同士の関係は変わらず良好なのだと以下のように話しつつ、新作がなかなかリリースされない理由についても語っている。

(アルバムを出さずにツアーを順調に進めているという事実が)面白いよね。アルバムを出してないと、大抵バンドの内部の関係が最悪なことになってるって思われがちなんだけどね。

でも実際、俺たちはいい友だちなんだよ。少なくとも俺は、今までで一番メンバーとうまくやれてるね。(中略)でもレコードを一緒に作るとなると、クリエティブなことを生み出さないといけないってことだし、理想もあるわけさ。だから4人の頭の中にある意見がばらばらになることもある。

幸か不幸か、それが現実なんだ。でもツアーはもっと単純だ。だって、曲はもうできてるわけだから。楽しんで、ツアーに出て、それで終わりって感じでね。



今年の夏には大規模なヨーロッパ・ツアーを行っていたシステム・オブ・ア・ダウンだが、5枚目のアルバムがリリースされるのはまだ先になりそうだ。
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