先月のback number 表紙巻頭号に続いて、3月30日に発売の『ROCKIN'ON JAPAN』5月号では、清水依与吏が単独で登場。
前回の表紙巻頭号では新作アルバム『MAGIC』ができあがるまでの葛藤をディープに語ってくれたが、今回はアルバムをさらに掘り下げるべく、全曲解説インタビューを敢行した。
自分たちに頑なに、よりワクワクできるアルバムができたと言う清水依与吏が、その一曲一曲への思いを語った。
以下、掲載のロングインタビューより、発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=藤原江理奈
“大不正解”ってすげえかっこいいんですけど、やっぱり違和感の塊なんですよ、まだね。サウンド面でいうと全然back numberじゃないし、これからこの“大不正解”をちゃんとライブで食べ尽くして、次のステージに行く課題曲、宿題みたいなところでもある。実はいちばん近未来なんですよね。“大不正解”、超近未来だなみたいな
(“最深部”は)選ばれなかった曲なんですけど、個人的にはすごく好きで。今までもドラマとか映画とかその時のテーマに合わないからって漏れて残っていたものが、結果的に輝くこともあったし、それってものすごくback numberだなって。もうバンドそのものじゃないですか。だからなんか可愛くなっちゃうんですよ
近しい人たちに聴いてもらうと、やっぱりロックだと。肌触りがまったく今までと違うって言ってもらえるんで。あ、そうだったんだなって。で、思い起こすと、1曲1曲のレコーディングの場面でも、ダメだ、もっと大きい声が出したい!って喉涸らしながら歌うみたいな、ヒリついてるほう、ヒリついてるほうを選んでた感じがします
曲数を増やそうっていうのもあったんですけど、もったいないんですよ。せっかく12曲のつもりでやってきたのに、言い切れないからって増やしてしまったら、もうキリがない。だったらもうここで「言い切れなかった」っていう。「ごめん、第一部完。ドン!」みたいな感じでも潔いんじゃないかなと思って
この続きは2019年3月30日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』5月号で!
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