この号が出るころ米大統領選がどういうことになっているのか想像はつかないが、本ライブ盤がこの時期に出されたことには明確な意思がある。『グリーンデイル』はニール・ヤングの数多い作品中もっともコンセプチ…
数々の音楽界のヒーローをボーカルとして招いてきた東京スカパラダイスオーケストラ。今回は[Alexandros]の川上洋平だ。両者というと、フェスでの共演もあり、その華のあるマッチングは実証済みだが、コラボ曲“AL…
東京事変が11月6日に配信リリースした、映画『さくら』の主題歌“青のID”と、11月13日に配信リリースした、ドラマ『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』の主題歌“命の帳”の2曲。ホー…
純度100%のロックアルバム どんなアーティストでも1stアルバムは往々にして衝動に満ちた作品になるものだが、渋谷すばるの『二歳』を初めて聴いた時は、その衒いのなさ、生々しさに衝撃を受けた。生きることと歌…
イントロで聴こえてくるシンセサイザーと切り刻まれたハイハットに「これは!」と思ってクレジットを見たら、アレンジのところに「Masayuki Nakano (BOOM BOOM SATELLITES)」の文字。やはりな、とニヤニヤしてしま…
“The Age”というタイトルも含めて、ストレートなGotchのニューシングル。ストレートではあるけれど、シンプルではない。それも今っぽい。声の音色ひとつとっても、BASIのラップ、Gotch、アチコ(Ropes)、Keishi…
《誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを/今日も独り回し続ける/そこにある光のまま/きっと隠しきれない僕の心を映すだろう》(“Documentary film”) 通算20作目のオリジナルアルバムに、Mr.Childre…
2020年4作目となるデジタルシングル。フルアルバム『夜行秘密』のリリースを今年頭からアナウンスしているとおり、今作も夜を舞台にし、季節を反映させた恋の曲に仕上がっている。 《月》や《魔法》、《影》とい…
コンビニスイーツをめぐる恋愛ドラマ『この恋あたためますか』は、中年男性さえも深夜のコンビニに走らせる面白さなわけだが、先行配信されていた主題歌“silent”がフィジカルリリースされる。声なき心の慟哭が聖…
本作リリース後の12月6日には、幕張メッセでのツアーファイナル&生ライブ配信を控えたKing Gnu。ダブルタイトルのシングルのうち、先行配信も行われた“三文小説”は、重厚なストーリーをもつTVドラマ『35歳の…
最後のアルバムとなることが示唆されていた通算4作目『ミュージック・イズ・ザ・ウェポン』。DJのジリオネアが自身の活動に専念するべく脱退したが、本来なら彼と最後の制作を行い、活動に一旦の区切りをつけるつ…
2014年の「閃光ライオット」で一躍注目を集めたCharlesが、解散→再結成を経てバンド名をYENMA(エンマ)と改めリリースする初の全国流通盤。眩しいハイトーンボイスで激しく音階を躍動する、池田光(Vo・G)の圧…
きわめて濃密で情報量の多いライブ作品である。3枚のCDと2枚のBlu-ray(もしくはDVD)に収められているのは、去る2月に行なわれたロンドン公演の模様。二夜にわたるライブをすべて録音/撮影したうえで、1本のシ…
モーターヘッドを知ったのは、今から39年くらい前に『ベストヒットUSA』の特番で、桑田佳祐が「最近のお気に入り」として紹介していたのを観た時が最初だった。それもあってか、第一印象から他のヘヴィ・メタル勢…
前作『ユラレル』で多彩な音楽性と生きることへの渇望を見せ、緊急事態宣言発令中にはSNSを通じてファンとともに楽曲制作を行う「みゆなの部屋」を企画するなど、様々なチャレンジを行い続けてきた彼女の3rdミニア…
1998年LA生まれ、京都在住のシンガーソングライター、竹内アンナ。表現の幅を広げるべく、2018年から一枚ごとに新たな色を見せてきたEPシリーズも4枚目。竹内というと、ジョン・メイヤーに影響を受けたアコーステ…
今年めでたくデビュー20周年を迎えている矢井田瞳の、約4年半ぶり通算11作目となるアルバム。NHK『みんなのうた』に書き下ろした“はだしのダイアリー”では《とがったヒールで知らずに傷つけた/だけどサンダルじ…
「オルタナティブ」として年を取ること。アメリカにおいてつねに良質かつ志の高いオルタナティブ・ロックを届けてきたウィルコ、そのフロントマンのジェフ・トゥイーディーはいまや、シーンの良き父のような存在…
ジョニ・ミッチェルは長いキャリアの中でジャズ、フュージョン、ロック、ファンクなどなど多様なジャンルをクロスオーバーしながら音世界を拡大してきた作家だが、一方でその私的な心象風景をどこまでも美しく音…
Kroiという名が示す通り、楽曲の随所にブラックミュージックのルーツを感じさせるバンドの、最新配信シングル。ソウルのフィーリングを根底に宿しながら、アップテンポで、独特の乾いたポップネスを感じさせる楽曲…
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