信念とともに前へ

ひかりのなかに『トーキョー最前線』
発売中
MINI ALBUM
ひかりのなかに トーキョー最前線
タイトルに込められた「メンバー全員東京出身で、正真正銘の東京のバンドとして最前線へ走り抜けていく」という堂々たる決意表明。高校生活で生まれた6曲を携え、今春高校を卒業したばかりの男女混合3ピースがデビューを果たす。

高校生としての自分や、本格的に音楽の道へと進むバンドマンとしての自分に渦巻く、等身大の葛藤や切なさ、勇気をエネルギッシュなギターロックとストレートな言葉に乗せる。その想いに奥行きを持たせるのは、ロックバラード“椿のうた”でも歌われている《永遠なんてものはなかったね》という気づきだ。高校生活という日常が終わりに近づくにつれて、日々は刹那的に過ぎていくことを実感したからこそ、彼女たちは「たとえ目の前が真っ暗闇であろうとも前に進むんだ」と眼光鋭く理想や夢、憧れへと挑むことができるのだろう。弱音も《どこまでもゆこう僕らなら/きっと思い通りになるから》と鼓舞する言葉も軽やかに歌う“オレンジ”、卒業をテーマにした甘酸っぱい“ロンググッドバイ”など、すべての楽曲が気概に溢れ、聴き手の門出や明日をも照らしてくれる。(沖さやこ)

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