映像作品のタイトル『モンタージュ・オブ・ヘック』自体も、そのカートが作ったミックス・テープからつけられいて、いくつかは映画でも聴けたが、アルバムとして11月に発売されることも既に発表されていた。
その詳細がようやく公開された!
発売は11月13日、CD、カセット、デジタルでリリースされるそう。
そして12月4日には13曲入りのLPも!?(通常盤/デラックスエディション)。
ビートルズのカヴァー曲も収録されるようだ。
詳細はスピンの記事を。
http://www.spin.com/2015/09/new-kurt-cobain-solo-album-montage-of-heck-the-home-recordings-november/
モーゲン監督は、ロッキング・オン本誌でインタヴューを行った際、その音源についてこんな風に語っていた。
「僕が3年前、最初に聴いた時から、まるでカートの内面に招き入れてくれる入口のように思えたよ。
絶対気に入るから、ぜひ聴いてみて。
僕の個人的な意見だけれど、このミックステープはカートが作りだした中でも最高の作品の1つだと思う。
彼の持つ、さまざまな面すべてが表現されていて、面白くて、怒っていて、ロマンティックで、全く予想がつかないんだ」
また、ビルボード誌には、「カートのリビングルームにお邪魔して、カートが弾いているのを眺めているような作品」「
すべての曲がカートとギターだけで構成されていて、マルチ・トラックの曲もなければ、完成している曲もない」とも。
ニルヴァーナの音楽が生まれる前の、カート・コバーンの素顔に出会えるような作品。待ち遠しい……。(井上貴子)