今作は銀シャリのふたりからオファーを受け書き下ろしたそうで、様々な場面で共存する「お笑い」と「音楽」の共通点や、バンドマンの視点から感じるお笑いの良いところ、漫才師のかっこいい要素をズーカラデルらしいポップな歌詞とサウンドで表現し、フィールドは違えど共にステージに立ちお客さんを前に作品を披露する立場として、漫才師へ尊敬する気持ちをもとに作った楽曲となっている。
銀シャリのネタを見てインスパイアされた部分も多くあったこともあり、出囃子っぽい雰囲気のイントロや漫才の掛け合いのような疾走感のある気持ちのいいビートなど、遊び心が随所に散りばめられていて、この曲を聴くと、漫才師が登場した時に「これからどんなネタが始まるんだろう」という感情と同じく、期待で胸がいっぱいになり心が高鳴る。
自分の慣れていること以外の新しいチャレンジをした曲ももうすぐ出てくるし、どんどん転がり続けていくぞっていう気持ちなので、乞うご期待って感じですね(笑)。
インタビュー最後、山岸りょう(Dr)が楽曲タイトル”ローリンローリン”に掛けた上手い一言でその場が締まりそうになるも、吉田崇展(G・Vo)の「おあとがよろしいようで」という発言が続いて完璧なオチが付き、今回のインタビューを終えた。3人息ぴったりの掛け合いにほっこりした取材となった。
結成10周年を迎えてさらに勢いを加速させる豪華コラボとなったズーカラデルの新曲”ローリンローリン”について、WEBのrockinon.comで沢山語ってくれています。ズーカラデルの魅力満載のインタビューを是非ご覧ください!(伊五澤紗花)